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只見から南下すると、左側に小型の電光掲示板があり、右側が道幅が急に広くなっている所がある、そこを左折して数十メートル行くと温泉があった。南に開けた木造平屋の建物に入り腰を下ろすと、南からの風が心地よく通り抜けていた。田舎の親戚の家に来ているような雰囲気だった。褐色の濁り湯はナトリウム‐硫酸塩・塩化物泉だそうで、体を包み込むような感触だった。正方形に近い浴槽は10人くらいが入れる大きさだった。入湯後休憩所で休んでいると近所のおじさんが一升ビンにマムシを入れて持ってきた。「生きていれば売れるのに!」と温泉の主人とそのおじさんが話しているのを半分眠りながら聞いていた。2009年5月入湯。
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