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投稿日:2022年11月13日
斎藤の地に湧く湯力のあるラジウム鉱泉… (さいとうの湯 元湯 上の湯)
きくりんさん [入浴日: 2021年10月28日 / 2時間以内]
44.0点
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33.0点
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斎藤の地に湧く湯力のあるラジウム鉱泉
滝桜で有名な三春町郊外の大滝根川のほとりに佇む、木造2階建ての鄙びたラジウム鉱泉の湯宿。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
ちなみに「斎藤」は地名で、「上の湯」と「下の湯」の2軒のラジウム鉱泉の宿があります。それぞれ元湯を名乗る通り別源泉で、目の前を流れる大滝根川の上流にあるのが「上の湯」。距離は200m程しか離れていませんが、川の流れが蛇行しているため、どちらの宿からもお互いに建物が見えません。
入浴料330円(1回入り)は、玄関を入って右側のフロントで。左手へ廊下を進み、地元のおばあさま方が談笑する広間の前を通り過ぎると突き当りに男女別の大浴場があり、男湯は左側です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、右側に2人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、一般的なものです。
窓際に6人サイズのタイル張り石枠内湯があり、無色透明の単純弱放射能冷鉱泉(源泉名: 斉藤の湯 元湯 上の湯)が満ちています。泉温11.9℃を加温して、42℃位で供給。PH6.4で、やや肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むも、無味で微土類臭です。小さな薄茶色の湯の花が見られます。
露天風呂はなく、窓に掛けられた簾の隙間から山の景色。ぼんやりと眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
分析書が令和3年のもので、以前よりラジウムが多くなったと掲示。体がよく温まり、なかなか汗が引きませんでした。
ラドン含有量: 122.0(Bq/kg)
主な成分: ナトリウムイオン15.7mg、マグネシウムイオン5.2mg、カルシウムイオン26.0mg、ストロンチウムイオン0.2mg、塩化物イオン6.9mg、硝酸イオン9.3mg、硫酸イオン20.4mg、炭酸水素イオン110.6mg、メタケイ酸48.4mg、遊離二酸化炭素145.4mg、成分総計0.3902g35人が参考にしています
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