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3月の終わりに「自遊人」の温泉パスポート使用で行ってきました。コバやん・しのみーとの『高湯&岳温泉ツアー』で余った青春18きっぷで、吾妻線で途中川原湯温泉に浸かり、万座鹿沢口駅からバスに乗りました。
バスの乗客は僅かでそれもスキー客ばかり。明らかにスキー客でないのは私くらいです。若干浮いた存在でしたが浅間山の噴煙を眺めながらのバス旅は、小一時間があっという間でした。
バスの終点は、夏季は万座プリンスホテルですが、冬季は手前のバスターミナルとなります。バスターミナルを降り立つと各ホテルの送迎用車がありましたが、泊まる訳でもないし、さほど歩かないだろう、と高をくくって歩き出しました。
ところが手前にある筈のプリンスホテルですらなかなか見えません。S字カーブを登り10分ほどでプリンスホテルへ。更に、日進館までは雪道を10分ほど歩きましたが、私の他に歩いている人など誰もいません。
建物の中へ進むと、いきなり左手に浴室の文字が。しかしフロントでパスポートチェックをしてもらうのでそのまま直進すると、結構奥まった所にフロントがありました。壁には「泉堅」のコンサートの告知が…。そう、テレビ東京の旅番組にも良く出てくるここの名物支配人です。
しかし、2時間半でこことプリンスホテルを無料入浴する私は、そんなものには(失礼)目もくれず、スタンプを押してもらい急いで先ほどの浴室へ。
大きな建物の中には内湯が点在し、ガラス張りの窓から矢スキー場が見え、開放感があります。
姥湯は温泉成分が濃そうで私好みの乳白色です。
白湯である真湯は、肌が弱い方に有難いでしょう。
内湯の先にある露天は小さめな浴槽がふたつ。浴槽に浸かれば気になりませんが、目の前(やや見下ろす)が駐車場のため、バスなどからだと丸見えに近いと思います。
少し離れた所に、屋根をかけられた階段があったので、その先が極楽湯であることは想像できましたが、帰りのバスまで残り一時間半となってしまったので、プリンスホテルへ急ぐべく、諦めました。
宿泊も安価なようなので、一度泊まってみたいと思います。2人が参考にしています