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入浴料600円(1時間30分制限) 露天は、加温あり、消毒循環あり。内湯は井戸水の沸かし湯。
日本秘湯を守る会の会員宿ですが、建物は改装済みで秘湯の宿とは思えない小綺麗さ。
玄関を入ると畳敷きのフロントで期待が膨らみます。
露天の湯小屋の入り口には、貴重品用の無料ロッカーがありますが使えるのは2~3箇所です。
脱衣所は棚に脱衣かごが10個ほどで、あまり広くはありません。
不潔ではないのですが室内に置かれた縁台の下に、掃除機が出しっ放しになっていたり、
洗面台の下に雑巾が掛けてあったりと、細かい所はあまり気にしていない様子。
休日の昼間でしたが、露天を1時間以上終始独占できました。(内湯は見学だけでしたが入浴者はいませんでした。)
肝心のお湯は、鉄分の濃そうな緑のにごり湯。
冬なので虫も枯葉も浮いてなかったのですが‥、なんでしょう、黒い煤状のものが一杯浮いてました。
近くで何か燃やしたのかしら?
無視して湯浴みしたいのですが、肩や胸元に張り付いてどうにも気になり、ゆっくりできません。
虫取り用の網は三つもありましたが、ちょっと使用を躊躇してしまうような代物でして。
湯桶で煤と格闘しているうちにすっかり疲れてしまいました。(-_-;)
そもそも噂のお湯の投入口からして、好きではなかったので私には合わなかったのかも知れません。
加温している割に湯温が低くて暖まりも悪いし、なんだかちょっとガッカリ。
(多分、煤がなくての~んびり浸かっていられたら、イメージは変わったと思います。)
宿を後にして、友人と二人、源泉掛け流しの湯を求めて、そのまま上の赤城温泉郷へ向かったのでした。
あ、浴槽の脇の源泉口から冷たい源泉を飲んでみると、なるほど不味い。。
でもこれが噂の炭酸泉と思えば、嬉しい不味さでもありました。10人が参考にしています