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投稿日:2008年12月22日
親父に合いたくなりました。 (ゴールデンランド木曽岬温泉【閉館しました】)
牛乳500ml一気飲みさん [入浴日: - / - ]
44.0点
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久々の三重であります、この界隈と申しましても、愛知・岐阜の端から和歌山の南端までの間、極端ですが、紀伊半島の右側は大抵「三重」ですので、結構広かったりする訳ですが、過去に何度か訪れましたが、行く所に行けば、比較的「良い温泉使い」をしてくれるエリアなのかなと思います。
今回訪れた、こちら、場所は、R23と伊勢湾岸道弥富木曽岬ICとの中間位でしょうか「源禄輪中(げんろくわじゅう)」にあります、ナビを頼りに向かいますと、干拓地の中に「ポツン」と施設がございます。
「古い」と言ってしまえばそれまでですが「大変、趣きのある」外観、好みがはっきり、分かれてしまうと良いますか、訪れて見て、ある意味「おやっ?」っと直感的に感じられたのなら、木曽川大橋を渡ると「長島温泉」などがありますので、そちらに廻って正解かと思われます、玄関をくぐり、直ぐに券売機があります「大人600円」です、下駄箱は、調度「小学校の上履き入れ」と言いますか、棚がズラッとございますので、そこに入れて置きます。
館内に入りますと、まず、とても広い、畳敷きにテーブルが並んだ「大広間」があります、前方には「舞台」があり「第一・第三日曜日」には、「歌謡ショー」をやっており、昨日は「年内最後の公演」と言う事で「お~っ観なあかんな」と、舞台袖の横にある入口から浴室へと、進みました。
脱衣所については、「籠」と「100円ノーリターン」のロッカーが用意されております。
さて風呂場の方ですが、結構ゆったりとした、広い風呂場かと感じました、下調べをして見たかった、浴室を仕切る壁に「名古屋城」の模型もちゃんと乗かっておりました。立派なものでございます、湯船は、大きい湯船ひとつ、と補助的な小さい、丸い浴槽があるのみ、そこに、源泉温度62度という事は「加水」で調整かどうか解り兼ねますが「ドバドバ」に湯船に注がれております、勿論「本来の掛け流し」で、温泉をオーバーフローさせている所に、木の枕が置いてあり、イメージで言いますと「スーパーの駐車場」の様に「車じゃなくて、おやっさん、がズラッと並んで寝ております、気持ち良いのか、ウぅ~っとか呻きながら」確かに、温泉の湯加減が熱めと言うより「熱い」ので、あまり浸かってられないので、仕方ないかと思いますが、「トドの聖地」と言いますか、ちょっとした名物なのかなと感じました、私も少し寝ましたが、確かに、背中を温泉が伝い、調度良い感じで「トド」の気持ちが少し解った気もします・・。
ここのもうひとつの売りである「砂利風呂」は、2部屋あり、扉がある、温泉の湯気も一緒に楽しめるタイプと、広めの横長タイプがあり、流行の「岩盤浴」みたいな物かと思いますが、使い方が良く解らず、横の「おやっさん」の動きを見ておりますと、木で組まれた「トンボ」がありますので、それで「玉砂利」を均して、そこに寝るという代物「お尻の辺りは、寝転ぶ時に、沈みますので、そこを計算して均す」のがコツの様です。
風呂場のあちらこちらで「おやっさん」が寝転んでいる訳ですが、そんな「おやっさん達」を眺めておりますと「自分の親父は、元気かなぁ?顔でも見に行ったろかぁ」みたいな、不思議な思いが致しました。
私見ですけど、ここで「寝ころがってる、おやっさん達」は、家で、「お母ちゃんや子供さんに「もうっ!お父さんっ!」て言われ倒してるだろうなとも思いました、女風呂の事情は解りませんが、ここは、そんな「おやっさん達」の楽園なんだろうと感じました、お母ちゃんと二人で来て「グズグズ」に過ごすのが、良く似合う様な。
シビアに見ると、最低限の手入れは、やってると思いますが、何とも言いがたい部分も見受けられるのですけど、これは、これで良いだろうとも、思えます。施設の年季も、主な客層と同様、競馬で言うと最終コーナーを廻って、ゴールまでの最後の直線に入った様な感じが致しますが、どうか「せめて、連には絡みたい」とか、思わないで、着順なんてどうでも良いので、ゆっくり行ってくれみたいな、そんな「草臥れたおやっさん」の疲れを、少し拭ってくれる施設であり続けてくれればと感じました。9人が参考にしています
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