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平日の午後8時過ぎの到着。
海沿いに建っていますが一段高い防波堤兼道路に遮られていて景観はよくありません。
また夜訪れたので周辺全ては見通しておりませんが倉庫や工場に囲まれるように建っています。
玄関を入り靴入れへ。ここは男女別に靴入れが分かれています。入って正面の靴入れに向っていったら男性の方はこちらですよと呼び止められました。本当はちゃんと「男性用」「女性用」と書いてあり、男=青、女=ピンクで彩られているので、ぼぅっとしていなければ見落とさないとは思いますが。
全体的に年季入っています。また館内は年配者が多く、建物の経過年数とともに重くゆったりした雰囲気を強めているようです。
料金は午後8時過ぎが700円→500円となります。午後8時過ぎだと閉館まで約3時間程ありますのでお値打ちな料金で、慌てることなく過ごせるのはありがたい。
脱衣所に入る前に館内を探索。
2Fにはエステ・マッサージルームの他、「デラックスルーム」と名が付いた休憩所(利用時間は10:00-22:00となっていた)。リクライニングチェアが多く結構くつろげそう。1Fの位置では景観はあまり良くないが、2F以上は海が見えそう(ただし、夜なので確認はしていないです)。
3Fには食事処。覗いた時はカラオケが行われていました。時間によってはカラオケを聞きながら食事という事になりそうです(~21:00迄。L.O.は20:30)。
1Fに戻り脱衣所へ。ロッカーはH180xW30xD50程あり厚着してきた時などはありがたい。
脱衣所内に郡司さんの記事があり。それによると
・源泉かけ流しではない。循環とかけ流しを併用。
・湯量は毎分350L
・記事の時点の昨年休憩室が改装された
とのこと。
着替えて浴室へ。
温泉の方ですが、露天はなく内湯のみです。
・サウナ
・水風呂
・バイブラ
・薬湯
・中程度の機械物なしの浴槽
・リクライニングチェアが2つと椅子が3つあり。
という構成。
サウナは90℃表示で体感的にやや温め。22人ほど入れる広さで座面は2段。室内は乾燥気味。喉がいがらぽっく感じます。テレビ付き。12分計あり。ただ、テレビ前のガラス面と時計前面がかなり曇っていて見づらい。
水風呂はやや冷ため。16℃を切っていました。3人ほどの広さ。
サウナと反対側の壁面に「源泉 ゆ」の表記。源泉が出ているところがあり、そこから流れたお湯が洗い場の前に作られた湯の路へ流れて最終的にはバイブラ風呂の方へとオーバーフローで流れ込む仕組みになっています。洗い場前にあるので洗い場よりそこの湯を汲むことも可能。
バイブラはその源泉投入の湯と循環の併用のようです。
中程度の機械物なしの浴槽と歩行湯ですが、源泉は流れているのかもしれませんが源泉が流れているという表記もなく、見た目の判断はし難いですね。ただ、浸かった感じだと長島周辺の温泉と同じような鉱物臭があり、鉱物臭ではバイブラ湯が一番強かったのでバイブラ湯の鮮度は他の浴槽に比べて高いのかもしれません。源泉のお湯からは微塩味。一応ナトリウム泉ですが、ナトリウム分は実際はかなり弱めでした。色の方は薄暗めの浴室内であまりはっきりみる事は出来ませんでしたが褐色ぽっい色あい。
源泉自体に直接浸かることはできませんが、かかり湯なら可能ですので上がり湯として使われるといいでしょう。
浴後はポカポカ感が比較的長く持続していました。
源泉名 桑名温泉
ナトリウム-塩化物温泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
pH 8.4、泉温 48.7℃、
1.0 X10-10 Ci/kg(0.28M・E/kg)
Na 328.6、K 19.6、Mg 25.5、Ca 51.3、Sr 0.4、Ba 7.9、Mn 1.4、Fe 1.1、
F 0.3、Cl 579.1、Br 3.0、HPO4 0.3、HCO3 189.9、CO3 3.6、
メタケイ酸 62.4、メタホウ酸 0.9、
溶存物質 1.28g/kg
温泉の分析年月日
[湧出地における試験]平成元年5月23日
[試験室における試験]平成元年7月25日
なお「温泉の利用状況」の掲示はありませんでした。
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