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平日の昼間の入浴。本当は湯ノ口温泉が目当てであったのだが、臨時休館とかで入浴が適わず。代替として入浴した。「いこいの湯」と「やすらぎの湯」の2バージョンがあるそうだが、私が入浴したのは「やすらぎの湯」である。
湯ノ口と同じ温泉を使っているのかと思っていたが、こちらは「入鹿温泉」という独自の源泉。アルカリ性単純泉で毎分320Lだったと記憶している。循環・加温・塩素消毒をされており、それぞれの浴槽からは塩素臭がきっちりと感じられた。
露天風呂からは眼下に北山川の清流を見ることができ、この川によって山地は削られて空が広々と見渡せる。この川を上下する瀞峡巡りのジェット船があり、運がよければ見ることができる。最高に運よく、「上り」のジェット船を見ることができた。瀬をさかのぼる力強い船の動き、ちょうど目の前でコーナーリングをしていくのだが、車で言うところの「ドリフト」に近い状態になりながら抜けて行くその様子はダイナミックそのものであった。湯としては凡庸なところであるが、そのあたりの余禄と一緒に楽しめればというところであろうか。1人が参考にしています