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投稿日:2011年6月30日
投入される湯量が多い (湯元山荘 湯ノ口温泉)
鸚鵡鮟鱇さん [入浴日: 2011年5月17日 / 2時間以内]
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紀伊半島の南東部、京阪神からのアクセスが一番難しいゾーンにあります。国道169号から入るとなると、道中が不安ですし、海沿いを走ると距離がえらいことになります。まあいい湯ですから多少の苦労はなんのその、行ってまいりました。
内と露天にそれぞれ浴槽が1つずつ。内は熱めで露天は適温になっておりました。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で45.7℃、1.39g/kg、pH8.0、そして湧出量が1200L/minと物凄いことになっています。当然浴槽はかけ流しでして、投入される湯量は多く、もちろんのことオーバーフローの川がいい感じですね。微鉱物臭と微塩味がする優しい湯です。準源泉かけ流しとでもいいましょうか、一応消毒がなされているようで、塩素臭は感じませんでしたがちょっと勿体ないなぁと。十津川村なんかですと、「湯量豊富のため塩素濃度が維持できず、また必要ないと判断して塩素不使用」という形で運営していますが、こちらも湯量なら勝るとも劣らず。逆に言いますと、この湯量で塩素濃度は維持できるんだろうかと訝しがってみたり。まあ維持してくれない方がありがたいわけですが(笑)。あと、ちょっと変わったかなぁというところで、湯の華が以前は茶色のが舞っていて、特に内湯の側は湯口に濾過用の仕組みがあったように思うのですが、今回は見られませんでした。まあ温泉は生き物と言いますので、日によっても違うのかもしれません。湯量が多く、また万人にお勧めできるタイプの湯ですから、是非とも遠路を頑張って訪問してください。お勧めですよ。2人が参考にしています
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