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市民センターの中にある隠れた日帰り温泉

甲府市郊外の畑と住宅街に囲まれたのどかな地にひっそりと佇む、公民館に併設された日帰り温泉入浴施設。日曜日の午前中、利用してみました。

入口は正面ではなく、裏手に入浴者専用の北側入口があります。入浴料430円は、玄関を入って正面の券売機で。受付で券を渡し、名前や連絡先を記帳。玄関から右手に行くとすぐ突き当り、また右折します。下駄箱のところで靴を脱ぎ、男女別の大浴場へ。男湯は手前です。

100円返却式ロッカーが並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浴室に入ると、左側に6人分のシャワー付カランと1人分のシャワーブースがある洗い場。石鹸などのアメニティはありません。

右側に4人サイズと6人サイズのタイル張り石枠内湯があり、茶褐色透明のナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉（源泉名: 南部市民センター温泉）が満ちています。泉温47.2℃を加水・加温せず、小さな方は41℃位、窓際の大きな方は40℃位で供給。PH8.3ながら、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むと、モール臭がして少し塩味。まったりしていたら、少し泡付きも。浴槽の縁や床が、温泉成分で白茶色に変色しています。

続いて、外の露天風呂へ。5人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃位。小さな薄茶色の湯の花も舞っています。囲まれていますが、坪庭を眺めつつ、少し早くオープンしたのでちょっとだけ貸切状態でまったりできました。

浴室・脱衣場は携帯電話禁止と書かれていますが、撮影禁止にはなっていなかったので、撮影はデジカメを使用。

なお、奥に会議や行事優先ですが畳敷きの集会所もあり、この日は湯上がりにのんびりとできました。

主な成分: ﾅﾄﾘｳﾑｲｵﾝ373.3mg、ｱﾝﾓﾆｳﾑｲｵﾝ1.6mg、ｶﾙｼｳﾑｲｵﾝ21.7mg、ﾏﾝｶﾞﾝｲｵﾝ0.1mg、第一鉄ｲｵﾝ0.2mg、塩素ｲｵﾝ416.3mg、硫酸ｲｵﾝ0.3mg、ﾘﾝ酸一水素ｲｵﾝ0.2mg、炭酸水素ｲｵﾝ365.3mg、ﾒﾀｹｲ酸43.0mg、ﾒﾀﾎｳ酸2.3mg、遊離二酸化炭素17.3mg、成分総計1.246g