-
2006/01/28入湯。
やや濃いめの茶褐色の湯は、ヌルスベ、泡々で素晴らしいものでした。しかも、お湯自体に「重量感」のようなタップリとした「とろみ」が感ぜられて、お湯に包まれる幸せというのを堪能できました。
施設は小規模。カランも4つ。内風呂は7~8人キャパのもの(41℃前後)と3~4人限度のもの(42℃前後)のみ。露天(39℃前後)も拍子抜けするほど小さく、3人程度で一杯ですが、そんなことは枝葉末節なものに思えてしまうほど良い湯質でした。
地元の方たちにお話を聞くと、ここは元は椎茸栽培をされていた方で、水を使うために井戸を掘ったら温泉が湧いてしまったそうです。
『でもって、その温泉の横にシイタケの原木を置いておいたら、適度な熱で成長が促進されて、デッカイのがゴロゴロ出てきて、温泉とダブルで儲けたってさ。わははは』
とは、常連さんの言。こんな内輪話を聞かせていだきながら、小一時間もお湯を堪能して420円は、本当に安いです。
画像は脱衣所に掲げてある説明書き。シンプルでわかりやすい説明が、フカサワ温泉のお湯に対する自信を物語っています。また「忘れられない湯」が1つ増えました。
前出の常連さんから追加の一言。
『ここはさぁ、午後4時からは近所の人で混むから、それより前に入った方がいいよん』
だそうです。7人が参考にしています