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関西に住まう私たちにとって、山梨県は縁遠い所でした。お隣の長野県には頻繁に訪れるのですが、ひと山越えた山梨県には足を踏み入れたことがありませんでした。今回、神奈川に出かけた帰りに立ち寄ることになり、初めて山梨県の温泉に入る機会を得ました。そしてびっくり。さほど離れていない二つの温泉に入ったのですが、いきなり当たりの連発とは。出かける前には忙しくて、このサイトを参考にできなかったのを悔やんでいたのですが、結果オーライでした。
さて、この温泉の特徴はその泡付きあるのは申すまでもございません。どなたかの写真にもありますように、湯口から離れた湯舟の縁にお湯が当たるあたりで無数の気泡が生じ、白濁したように見えます。浴室に入ったとたん、まずそのことに驚かされます。湯に浸かると、今度は体に気泡がまとわりついてきます。いろいろ場所を変えて試してみたのですが、湯口の直下よりも湯口から1mほど離れた場所が最も泡つきがよかったように思いました。
帰りがけに玄関脇の飲泉所で源泉を汲むことにしました。やや面倒だったので、たまたま手に持っていた500mlのボトルに入れようとしていたところ、窓からご主人が声を掛けてくださり、屋内に置いてある2Lのボトルを使いなさいとのこと。ご好意に感謝しながら源泉をいただいて帰りました。そして…。普段、我が家では焼酎を水割りすることはまれなのですが、この源泉で割ってみようとことになり試してみると、これがいけました。普通の水で割るとただ薄くなるだけなのですが、ここの源泉で割ると、たいへんまろやかな味になるのです。焼酎がお好きな方はぜひ試してみてください。1人が参考にしています