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投稿日:2010年2月9日
ほったらかし温泉 あっちの湯編 (ほったらかし温泉 あっちの湯・こっちの湯)
paw_pawさん [入浴日: 2010年2月9日 / 2時間以内]
33.0点
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以前から一度は行ってみたかった「ほったらかし温泉」、年明け早々に突撃して来ました。料金は「こっちの湯」、「あっちの湯」とも別々に支払うシステムでしたが、折角の機会なので両方入浴することにしました。料金は大人700円也。
まずは事前調査で浴場が広々としているとの情報をキャッチしていた「あっちの湯」へゴー。あとから追加された浴場のようですが、バラックというか工事現場のプレハブみたいな建物で少々面を食らいます。確かにほったらかしの雰囲気を感じさせれる建物です。
浴槽は内湯が一つ、露天が上下に二段構成になっています。とりあえず20人は余裕では入れそうな下段に入湯してみると・・・・、やってしまいました。。。思いっきり塩素臭です。しかも相当きついです。学校のプール並みで、オロオロとうろたえてしまいました(笑)。湯温は体感40度弱の温湯。右側に見える富士山を眺めながらの長湯にはもってこいでしょうが、塩素臭が気になって景色を楽しむどころではありません。早々に上段の湯船に移動します。
上段向かって右側の広めの湯船は体感40度でやはり温目、真湯のような湯でほとんど温泉らしさはなく、鮮度も今一な印象。ただし塩素臭はせず、なんとか景色を楽しむ余裕が出ました。甲府盆地と富士山の頭頂部の風景は確かに絶景でした。盆地を俯瞰できる眺めは自分が霊峰の仙人にでもなった気分が味わえます。
次に上段の向かって左側にある小浴槽に移動します。縁に天然目をあしらった風情のある浴槽で、体感42度の適温、なにやら温泉臭もかすかにします。かろうじて温泉に入れた気になれましたが、こちらも残念ながら循環併用のようです。
最後に内湯です。鮮度的にはこちらが一番良かったでしょうか。体感43度のやや熱めでキリリとした印象。仕舞い湯にはもってこいでしょう。ただ源泉の投入量と溢れ出しの量が比例しておらず、こちらも循環のようです。
泉質もあるでしょうが、最後の最後まで温泉に入ったという達成感と満足感があまり味わえなかったのは残念というほかありません。施設ではなく「湯使い」を「源泉ほったらかし」のオーバーフローにして欲しいと思ったのは私だけでしょうか。気を取り直して今度は「こっちの湯」と向かうのでありました。
評価は「あっちの湯」・「こっちの湯」の双方を総合的に判断してつけました。理由は「こっちの湯編」でご説明します。
※写真は上があっちの湯の浴舎ごしに見る甲府盆地、下がトイレの案内板です。女子トイレが「眺望トイレ」なのですが、男子は「ごく普通のトイレ」となっていて笑えました。0人が参考にしています
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