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一週間前の登山疲れを癒す為に狙っていた高原の宿が取れた
【値段・予約】
1泊2食14850円 1人泊の場合、宿泊日前日からの電話予約のみ。
【アクセス】
クネクネ道の上、標高差もある為、登り下りともに疲れる。
最後1キロはダート道で冬季は封鎖の為、スキー場からの雪上車での移動となる。
公式サイトにバスの時刻表あり。ちなみに途中灰色の毛並みの鹿が道路を横断していた。
【部屋】
部屋に続く廊下の壁には殆んど木が使われており匂いが心地良い。
分厚い木の扉を開くとスリッパを脱ぐスペースとその脇にタオルかけがあった。
比較的新しい部屋でバス無し、トイレ洗面所は共同。
和室8畳でテーブル・ポット・TVがあるのみで部屋はランプではなく蛍光灯。
部屋の値段は眺望によって変わるようだ。
【館内】
明かりはほぼランプになっており、外の普通な感じとはうって変わって中はロッジ風な装いの木造建築。
木の造りと床はカーペットになっておりホール付近には登山道具が売ってあった。
また外の玄関脇にある灰皿の所以外、全館・全室禁煙となっていますので愛煙家の方には厳しい宿となっています。
休憩室があったりロビーでそば茶のサービス等もありin時の待ち時間に飲ませてもらった。
【食事】
夕食18時、朝食8時固定となっており、2階の食事処に集まって食べる。
夕食は12品で最初は5品程出揃っており、出来上がり次第と進み具合を見て全員に順次サーブされてゆく。
ブルベリーの食前酒・刺身こんにゃく・野沢菜・先付け等がありそこから味噌を使った陶板焼き・鮎の塩焼き・茶碗蒸し・
出来立ての蕎麦(コシが良い)熱々の山菜の天麩羅(四種類あり全部でかい!独活はやっぱり苦い)。
御飯と味噌汁が来た後、最後にデザートのリンゴシャーベットが運ばれてくる。
朝食は5品で野菜や豆腐メインの薄味で焼き魚は無し。味噌汁美味いなあ。
【温泉】
まず始めに断っておきますが、熱い湯が好きな方は回避推奨です。
浴室は3ヶ所あります。泉質は含硫黄-Ca・Na-硫酸塩泉(硫化水素型)。
・展望風呂
2階男性用内湯・高峰の湯、女性用内湯・四季の湯。24時間利用可で掛け流し・加温。
2槽に分かれており左側が37~39℃、右側が41℃に加温されており、どちらも少し透明感はあるが白濁している。
硫黄臭・卵味が感じられる湯です。暗くなってからの入浴でしたので景色はわからず。1回入浴。
・ランプの湯
1階男女別内湯でホールから休憩室に向かう途中のわき道にひっそりと位置している。日帰りはこちらのみ。
24時間利用可で左側浴槽掛け流し、右側浴槽掛け流し・循環併用・加温。
此方も2槽に分かれており左は源泉33℃、右は42℃に加温されており、白濁は左のみで右は無色透明。
33℃の方は硫黄臭・卵味がし、さらに泡付きが弱めながら継続してついてくる湯で自分好みの湯で満足。
右は新湯は硫黄臭があるが浴槽内は循環の為、匂い無しでしたが湯の花は少しであるが見られました。3回入浴。
・雲上の野天風呂
2010年9月に新設された男女別の浴槽で1階奥の扉から50M程歩いた所にある。利用時間7~20時かつ天候次第。
詰めて四人程入れる大きさで一応掛け流し。景観は前の木が微妙に邪魔になっているが開放感があり中々良い。1回入浴。
【その他】
いま使ったお水が40年後に湧き水として戻ってくるのだそうで、40年後のお水を守るために創生水に変えた。
という貼り紙があり、館内の水全てに使用されています。
その為、浴室にはシャンプー・石鹸など無く体や髪も創生水で洗う事になるが汚れは結構綺麗に落ちる。
毎日イベントを催しており初心者の為のカメラ教室・大型望遠鏡を使用した星の観測会(見られない時は休憩室でスライド上映)
温泉療養講座や他2種類(1つは有料)などがある。
夜8時40分からホールで五平餅のサービスがあり隣にある天然ガスの暖炉で焼いて食べる。
【感想】
朝飯の後は布団でごろんとしたいので片付けられていたのは少し残念。
接客は素朴かつ親切でスタンプ帳を熱心に勧めて来られ、作ってしまった。
またin13時ですがバスの時間が9:50着と15:20着しかありませんが
10時頃に着いても館内に入れ、温泉に入っても構わないようで中々自由度が高い宿だと感じられます。
また翌10時までに部屋を空けていただければ温泉や館内で休む事が出来るとおっしゃわれた。
散策や野鳥の観察の出来る休憩室もあるので飽きる事がなさそうです。
帰りに「ありがとう、また泊まりに来てくださいね」と笑顔で送られたのは嬉しく思い、ああ、また泊まりに来ようと思いながら宿を後にした8人が参考にしています