-
妙見温泉は鹿児島空港から車で20~30分で到着するため、空港に向かう途中、またはその時間つぶしに最適なロケーションである。また、妙見以外にもたくさんの温泉があるため、空港からは巡回バスが走っているという温泉天国である。
さて、16:00に妙見温泉に着いたら、宿の外来入湯は締切っているところが多かったため、限られた選択肢の中から、「ホテルきらく」の露天外来に向かう。ちなみに、内湯もあるが、露天・内湯それぞれに料金が設定されており、両方利用する場合はそれぞれの料金を支払わなければならない。
宿の階段を抜け外に出るとまた更に階段があり門をくぐり、左側が女湯、ついたてで区切られただけで、籠が3つしか置いていない脱衣所で服を脱ぐ。当然ながらシャワーもなければカランもない、シャンプー、ボディソープなんかあるわけがなく、ケロリンの桶が数個置いてあるだけの岩風呂に踏み入れる。
蛙の石造の口からじゃばじゃば~~っと源泉が熱いまま流れ出ているのを確認すると同時に、熱い湯に混じってそれらとは温度の異なる水も流れ出ていることに気がついた。もしあのままの湯のみであったら熱すぎるので、水でぬるくする(薄める)のはこの際仕方ない。よほど源泉が豊富なのであろう、蛙の口以外にも排水溝に向けられたプラスチックのパイプからは、これは熱い源泉のみの湯が惜しげも無く流れ出していた。
森林浴をしながら、30分ほど入湯したが、肌に優しい泉質であったと感じるが、鹿児島市内の明礬泉の銭湯ほど、肌がサラサラになる即効性は感じなかった。妙見温泉の周囲のイメージからも言えることだが、ここにはじっくり滞在して湯治をするくらいの勢いで何回か入湯したら、はじめてわかる良さを持っているような気がした。
★4つの理由は即効性があまり感じられなかったということと、露天と内湯の料金を別々に徴収していたことかな。でも、すごく肌に優しい温泉であることは確かである。
<ポイント>
妙見温泉の外来入湯をしたければ15:00までに行け!3人が参考にしています