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投稿日:2009年4月6日
口うるさいが良質な山のいで湯 (霧島新燃荘(きりしましんもえそう))
かとぅんさん
[入浴日: - / 滞在時間: - ]
55.0点
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えびの高原に近い交通不便な山中の一軒宿。入浴500円。外来入浴は21時まで。新鮮な湯ノ花の舞う微白色の内風呂はかなり熱く、源泉がどんどん注ぎ込まれています。分析表で溶存+ガス成分計12.3mg/kgもの硫化水素を含む湯は強烈な硫黄臭がありながらまろやかな印象。見事な泉質だと思います。石と木でできた浴室の雰囲気もなかなかのものです。
混浴の露天風呂もあって、こちらはかなりぬるく乳白色の湯。お湯が鈍っており内湯ほどの新鮮味はないが、ぬるめなのでゆっくり長湯をするのにはいいでしょう。混浴ですが女性用バスタオルが置いてあり深い浴槽なので何人か女性が常に入っていました。
気になったのは、取材された記事や温泉効能、無銭入浴禁止(当然なのだが)の貼り紙があちこちにあり余計な貼り紙が多すぎること。(感染性かどうか問わず)皮膚病は療養浴室へ行くようにという偏見ある貼り紙もあること。また塩素臭はしないものの塩素消毒の表示があるのもやや疑念を抱かせます。だが、それらを加味した上でも、間違いなく記憶に残るよい泉質と思われます。22人が参考にしています