-
投稿日:2016年1月9日
色々、考えさせられた温泉地 (大江戸温泉物語 ホテル鬼怒川御苑(旧 清しき人の宿 鬼怒川御苑))
baka123456さん [入浴日: 2016年1月7日 / 1泊]
33.0点
-
33.0点
-
55.0点
-
55.0点
-
44.0点
「大江戸温泉」が買収したホテル。
「安い料金で好きなものが食べられる」ということで妻が選び、家族で行きました。
私としては「鬼怒川なんて」と思いつつ、「廃墟ホテルが並ぶという、寂れっぷりも見てみたい」という好奇心があり納得しました。
食事はステーキやカニなど豪華食材が並びます。
チェーン系ホテルのバイキングでなければ、この料金では食べられないでしょう。
川を見下ろす部屋も綺麗で、とても2食付き8100円の宿とは思えません。
問題は温泉ですが、川に面して展望大浴場と、少し離れて露天があります。
単純泉で特徴がない上、加温、循環はともかく「温泉量を補うための加水」によって、ほとんど普通のお湯です。
鬼怒川の湯が、本来素晴らしいのは翌日「仁王尊プラザ」の掛け流しで知っただけに残念。
この鬼怒川温泉は、全てホテル内で完結してしまうため出歩く人は少なく、街中は寂しい限り。
草津や野沢などの賑やかな温泉街と決定的に違うところです。
このホテルのある側の川岸(有名な「あさや」の反対側)には廃業したホテル群が集中的に並びます。
川に降りて、つり橋から眺めると風光明媚な鬼怒川の自然と、(廃墟の)人工物のコントラストが荘厳な美しさを見せていました。
交通至便、風光明媚、普及価格で極めて快適なホテル、お湯は二の次。
ということで何を基準にするかで、評価が極端に変わる場所だなと思いました。5人が参考にしています
-