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投稿日:2022年9月8日
古いマンションの様な外観だけど湯は絶品… (鬼怒川開運仁王尊プラザ)
きくりんさん [入浴日: 2021年10月25日 / 2時間以内]
55.0点
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古いマンションの様な外観だけど湯は絶品
鬼怒川温泉街よりも下流に位置し、鬼怒川ライン下りの船も通る断崖に佇む、平成2年(1990年)に開業した地下1階、地上4階建の温泉ホテル。平日の午前中、日帰り入浴して来ました。
コロナ禍で10時オープンのところ、そうとは知らず1時間早く着いてしまいましたが、入れてもらえました。入浴料700円は、玄関を入って左側の受付で。すぐ奥の突き当りを右手へ進み、エレベーターか階段で地下へと下りて、一度建物の外へ。釣り堀のある中庭の橋を渡って、右側に仁王像を眺めつつ、バーベキュー場奥の屋形船露天風呂へ。男湯は左側です。
棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。浸かるだけなので、洗い場やアメニティはありません。
屋根付きの14人サイズの木造り船があり、無色透明のアルカリ性単純硫黄温泉[源泉名: 鬼怒川仁王尊の湯(通称: 仁王温泉)]が源泉かけ流しにされています。こちらの湯舟は、鬼怒川ライン下りで実際に使用されていた船をそのまま浴槽にしたものなのだとか。泉温43.6℃を加水・加温せず、40℃位で供給。PH9.6で、肌がツルツルする浴感です。循環・消毒なし。2本のパイプの湯口から注がれ、口に含むとほんのりと硫黄臭がしてちょっぴりエグい味です。ザーザーと勢いよくオーバーフロー。泡付きも見られます。眼下に鬼怒川の流れを眺めつつ、貸切状態でまったりできました。
続いて服を着て、中庭の橋を渡って建物に入らず右折。別棟にある、男女別の内湯と露天風呂へ。通路を挟んで、内湯と露天風呂に分かれます。先ずは、左側の内湯から。マッサージチェアもある広い共有スペースには、男女共用ドライヤーも完備。男湯は奥です。
棚にプラ籠が並ぶ、せまい脱衣場。浴室に入ると、左側に4人分のシャワー付カランがある洗い場があり、アメニティは一般的なものです。
右側に4人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃位。小さな白い湯の花も見られます。床の大理石タイルがかなり滑るので、ご注意ください。
また服を着て、通路向かいの男女別の露天風呂へ。男湯は右側です。棚にプラ籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーなし。湯船の手前に、3人分のシャワー付カランがある洗い場があり、アメニティは同じものです。
半屋根付の12人サイズの扇形石造り浴槽があり、湯温は41℃位。オーバーフローして、下の池へ注がれます。山の景色と川のせせらぎを耳にして、貸切状態でまったりできました。
帰りがけ、屋形船露天風呂よりも先にある、混浴露天風呂「舞台の湯」へ。水着を着て入るタイプのスパという感じかな。川に面して6人サイズの木造り浴槽が2つ並び、湯温は左側が36℃位と右側は39℃位のぬるめ。水着は用意していたのですが、この日は見学のみ。もっと暑い季節だったら、入ってみたいなあと思いました。
敷地内の4ケ所に点在する浴槽全てが源泉かけ流しなのは素晴らしいのですが、複数の湯船に入るには一旦服を着なければならないのは面倒と言えば面倒。とはいえ、それでも湯めぐりしたくなっちゃう位、絶品の湯に身も心もハマっちゃいました。
主な成分: ナトリウムイオン83.4mg、カルシウムイオン3.9mg、フッ化物イオン11.2mg、塩化物イオン29.7mg、硫化水素イオン2.7mg、硫酸イオン56.7mg、炭酸イオン30.4mg、メタホウ酸イオン8.8mg、水酸化物イオン0.7mg、臭化物イオン0.1mg、メタケイ酸52.1mg、成分総計0.280g24人が参考にしています
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