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JR塩山駅から北西へ10分ほど歩いたところにある。ここ塩山温泉郷は開湯6百年だそうだが、「日帰り」はどこもやっていない様子で、この宏池荘が旅館部のほかに、温泉銭湯を営業しているようだ。洗濯物を干しているおばさんに4百円を払い黄色い屋根の下で靴を脱ぎ、右手にある戸を開ける。左は休憩所のような雰囲気の場所だが、そこは旅館部なので立ち入ることはできない。脱衣かご方式なので貴重品は防水袋に入れて浴室へ持ち込んだ。低温と加温のふたつの浴槽がある。暑い時期だったので低温槽を主体に楽しんだ。成分表らしきものは見あたらないが、行政発行のパンフレットには「硫化水素泉」と書いてあった。
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