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PHが高く、ツルスベになるというので訪れた。いくと「内湯、それとも露天?」。おそらく宿のご主人だろう、こう切り出されて、思わず露天と答えたのが失敗。大きな岩盤から湧き出るという温泉に浸かるには内湯でなければならなかったのだ。
入浴料を払ったときに、何時までと入浴時間を指定した紙を渡される仕組み。しかも、露天か内湯のどちらか一つしか入れないようになっている。
露天は混浴で2つの浴槽に分かれている。上に花崗岩の平たい岩が屋根のように覆っている方がやや熱め。もう一つはヌル目に設定されている。勢いよくお湯が注がれているが、バリバリの循環湯にはガックリ来た。湧出温度が26.5度と低いのは知っていたので加温されたものが掛け流されていると思っていたが、違った。
露天は渓流のすぐ上に作られているので展望はいいのだろうが、芽吹き始めたばかりで目に優しいものは何もなかった。温泉を求めてくるだけの宿とは思えなかった。ここは宿泊しないとそのよさが分からないのかもしれない。8人が参考にしています