口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2016年4月3日)
12件中 1件~12件を表示
前へ 1 次へ
-
金沢市の北部、森本丘陵を流れる深谷川沿いに佇む、寛政元年(1789年)に創業した老舗旅館。平日の午後、日帰り入浴して来ました。木造の趣ある外観は、さすが加賀藩ゆかりの宿という雰囲気です。
入浴料1000円は、玄関から左側の帳場で。玄関から右へずぅ~っと廊下を歩いた突き当たりに、男女別の大浴場があります。男湯は、右側の「琥珀の湯」(ちなみに、左側の女湯は「紅玉の湯」)です。
棚に籐籠が並ぶ綺麗な脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に9人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、資生堂製です。
内湯は、タイル張り石枠浴槽が3つ。いずれも、コーヒー色のナトリウムー炭酸水素塩泉[源泉名: 深谷温泉(元湯源泉)]が満ちています。源泉12.0℃を、右奥の8人サイズの主浴槽で、42℃位に加温。PH8.5で、かなり肌がツルツルする浴感です。加水なし、循環あり。口に含むと、無味で弱塩素臭。ぶっとい柱が、立っています。
右手前は4人サイズの浴槽で、湯温は40℃位。茶色い湯の花も、見られました。左手前は3人サイズで、湯温は25℃の水風呂。入口は塞がれていますが、サウナがあったような形跡から、以前はサウナ用の水風呂だったのでしょうか。
続いて、外の露天風呂へ。3人サイズの石造り浴槽で、湯温は41℃位。囲まれている為、景色は望めません。でもまあ、ほとんど貸切状態で、まったりできたのは良かったです。
主な成分: ナトリウムイオン298.3mg、アンモニウムイオン1.1mg、マグネシウムイオン2.4mg、カルシウムイオン3.2mg、鉄(Ⅱ)0.1mg、フッ素イオン0.4mg、塩素イオン66.0mg、臭素イオン0.3mg、硫酸イオン3.5mg、ヒドロリン酸イオン7.2mg、炭酸水素イオン684.4mg、炭酸イオン15.3mg、メタケイ酸78.8mg、メタホウ酸1.9mg、遊離炭酸18.2mg、成分総計1.195g64人が参考にしています
-
金沢森本インターのぐるぐるから県道213号線に入り北へ。このあたりの流れが少し分かりにくいので注意が必要かもしれません。県道に入ると後は一本道ですので迷うことはないかと思います。右手に駐車スペースがあり、その奥に施設が見えてきます。結構な山の中にあるお宿です。
雰囲気抜群でして、風格ある建物。きっと由緒正しきところなのでしょう。能舞台があるとかで、ちょっと驚きです。お風呂は玄関から右手の奥に進み、最奥のところかなと思います。
建物の印象に反して浴室は広目でして、手前がサウナ、温泉を使った水風呂、42℃ほどの小浴槽があり、奥には大浴槽と小さな露天コーナーもありました。温浴槽はどれも同じような温度になっています。泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉で12.0℃、45L/min、pH8.40、1.195g/kgとなっています。湯使いは加温・循環・消毒あり。黒っぽい色の湯で、金沢市内のモール泉の中では色が濃い方かと思います。焦げたようなモール臭が感じられ、消毒の臭いは分からないくらいでした。温浴槽はどれも水面にあぶくが見られ、ちょっと粘性があるのかなかなか泡沫が消えないですね。浴感は重曹泉らしいつるつる感が分かります。ただしそれほど顕著でもありません。アメニティーは資生堂の2点セットでした。
循環湯ではあるものの、それを感じさせないいい湯だなと思います。金沢らしい黒っぽい湯を堪能できますので近くを通った折は是非再訪したいと思います。3人が参考にしています
-
金沢の中心街から車でわずか20分足らずのところにこんな閑静な温泉があるなんて驚きでした.朝はウグイスがのどかに鳴いていました.さて温泉ですが,正直びっくりしましたね.だいたいパンフレットなどでは大げさに書くものですが,本当にコーヒー色で,しっとりすべすべします.何度嗅いでも硫黄臭は感じませんでしたが,文句無くいいお湯です.ただ,出湯量が毎分45L程度なので掛け流せる程ではなく,オーバーフロー式の循環ではないため湯船の隅の方には垢が浮いていたのでマイナス1点の減点です.狭い露天は最初のうちオーバーフローしていたので掛け流し?と思っていたのですが,夜遅くなったらオーバーフローしなくなってました.なお,小さいながらサウナがあり,そのサウナ用の冷水も黒い温泉だったのは二重マルです.女性用に源泉を使えるパックのサービスもついていました(宿泊客用).
28人が参考にしています
-
7月の連休に一泊させて頂きました。
ホームページを見ての予約だったので実際はどんな感じだろうとドキドキしたのですが、期待以上のお宿でした。
まず宿の方の対応がとても気持ちがよく、ゆったり過ごせました。
能舞台や前田家縁の品が歴史を感じさせ、
他にも調度品や休憩所の花等、細部にも気を使っていて
全体の雰囲気が良かったです。
男湯が外から多少見えるのが難点?でしたが
女湯はそんな事は無く、コーヒー色のとろとろしたお湯が気持ちよかったです。
ぜひまた伺いたいお宿です。20人が参考にしています
-
-
仕事で金沢を訪れた際、地元の方に勧められて外来入浴をしました。大きくうたってはないようですが宿泊客以外でもリーズナブルな値段で入浴できます。コーヒー色の温泉はとてもよかった。女性風呂の露天風呂は大きさはとっても小さいけど、でも、こじんまりした旅館の温泉といった趣でした。宿の方も大変親切で気持ちよかったです。お電話なさってから行かれたらいいかも。
18人が参考にしています
-
「深谷」温泉と聞くと山奥にあるイメージがあるように思われがちですが、
金沢森本IC付近の住宅地を抜け谷あいを行くと意外にあっさりと着いてしまう、
しかし宿の周りは一面静かな山に囲まれている、そんな地にあります。
金沢市街によくあるいわゆるコーヒー色の湯は昭和末期頃に掘られた温泉銭湯が多いのですが、
同宿はじめ3軒ある深谷温泉は1200年以上の歴史があるとのことです。
内湯が3つと露天があり、硫黄を若干含んだ底が見えないコーヒー色の重曹泉でヌルヌル度はかなりのもの、
湯口から流れる湯が湯舟で泡を作って大きくふくらんでます。
内湯のうちの1つは冷鉱泉の源泉で、サウナの水風呂がわりに利用されております(12:00~19:00のみ)。
こじんまりした露天からは駐車場の奥に山の森が見え、
たまに車が通る程度で湯口と森の音と鳥の声のみでとても静かです。
しいていうなら駐車場から男湯の内湯が丸見えなのが欠点かな。
部屋は華美さはないものの少し懐かしめの落ち着いた感じです。
館内には100年くらい前につくられた能舞台があり、時々能や踊りを観劇できます。
また随所に前田家の遺品骨董品や現役の古時計があります。
市街の温泉銭湯では落ち着かなくコーヒー色の湯にじっくりつかるにはいい宿かと思います。20人が参考にしています
12件中 1件~12件を表示
前へ 1 次へ