口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2023年11月7日)
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広大な田園地帯の片隅に佇んでいました。文化財の高級宿としては、いささか違和感のある立地ですが、日帰り料金は格安ですし、古くから地元に根付いた宿なのでしょう。温泉は強烈に塩辛くパンチ効いてます。温度も高めなので冬向きの温泉です。日帰りで利用できるのは1階にある大浴場のみですが、濃厚な湯を体感するには充分でした。
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【茶色の濃厚な湯。アブラ臭も】
秋田空港からそれほど遠くない集落の中にある一軒宿。年末で大雪が降っており、近づくまでは温泉宿と気付かなかった。古い庄屋の建物を改築しており、一階が食事所と浴室、二階が宿泊部屋になっている。風呂は屋内に広い木枠の内風呂がある。白茶色の濁り湯で軽いアブラ臭を伴う。塩分が高く、引き締まった印象がある。pH 7.6。溶存成分は堂々の21g/kg。カルシウムー炭酸水素塩。メタケイ酸・メタホウ酸のためか柔らかい入浴感もある。湯の鮮度は高い。
露天風呂は外にあり貸し切りになっている。大きなサイズの樽風呂で、空気に触れているからか茶色の濁りは内湯よりも強い。秘湯を守る会の旅館として食事は地のもので、素朴だが味があり名物の川カニも一品出る。結構モダンな広間での食事だった。部屋もとてもきれいだが、古い家の改築のため壁は薄い印象はある。清潔感は高い。15人が参考にしています
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秋田自動車道の西仙北スマートICから、車で約7分。雄物川の畔、緑に囲まれた強首温泉の宿。登録有形文化財にして、日本秘湯を守る会会員の宿でもあります。およそ2年半ぶりに、一泊二食付きで利用して来ました。
ご主人と女将さんに、前回同様温かく迎えて頂きチェックイン。この時、宿泊者専用の露天風呂を予約します。16メートル以上ある秋田杉の一枚板の廊下、鹿鳴館を模した階段室を通って、2階の6畳の和室「つくし」の間へ。昔の豪農の館を旅館として提供しているので、トイレや洗面所はもちろん、部屋にテレビもありません。ギシギシ廊下を歩く音も聞こえますが、木造旅館ファンにはなんのそのです。
一休みして、予約しておいた貸切露天風呂「大樹の湯」へ。玄関から下駄を履いて、右へ行くと湯小屋。タオル備え付け。4人サイズの丸い檜風呂には、黄土色に濁ったナトリウムー塩化物強塩泉(源泉名: 樅峰苑の湯)が、源泉かけ流しにされています。源泉49.0℃を40℃位で供給。PH7.1で、さらりとした浴感です。しっかり金気臭がして、口に含むと旨じょっぱい。木枕に頭を乗せ、板張りの床に寝転び、蝉時雨と湯が流れ落ちる音に癒されました。
夕食は広間で、畳にテーブル席のスタイル。お品書き付ですが、女将さんが一品づつ説明。新ジュンサイを生姜醤油で頂き、鮎の塩焼きが焼き立てで運ばれます。もう地酒が止まらない旨さ。定番の骨まで食べられる鯉の甘露煮や、川蟹のコクのある蟹味噌甲羅焼きも追い討ち。追加の地ビールで、完全に酔いが回って就寝しちゃいました。
翌朝も、貸切露天風呂「こもれびの湯」へ。4人サイズの四角い檜風呂で、湯温は40℃位。四百年前に京都から運ばれた樅の巨木を眺めまったり。昔は神社にしか、植えてはならなかったそうです。
朝食は小広間で、畳にテーブル席。秋田のソウルフード、海草ギバサやとんぶり、いぶりがっこ、バッケ(蕗の薹)味噌でご飯が進みます。
食後は、フロント左側にある大浴場へ。板張りの浴室。5人サイズの木造り内湯で、こちらも湯温40℃位でした。深々と雪が降る季節に訪れるのもオススメですが、今回も湯に食にに大変満足しました。17人が参考にしています
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何度も水害に襲われ集落が孤立したこともあるらしく、高い堤防に囲まれている。 脱衣所に床暖房がないのは残念だが、浴室はリニューアルされカランも新しい。 浴室に入った途端にアブラ臭がして褐色の湯に浸かると鉄の香りに包まれる。 硫酸イオンが無いので、マイルドな感じでじっくりと入れる。 ここは宿泊してゆっくりと入浴したい。
強首温泉樅峰苑の湯 ナトリウムー塩化物強温泉 100%かけながし
49.0度 pH7.1 溶存物質 21.58g リチウム 3.3 ナトリウム 7491 カリウム 172.1 アンモニウム 29.1 マグネシウム 25.0 カルシウム 256.3 ストロンチウム 0.8 バリウム 8.9 アルミニウム 0.2 鉄(Ⅱ) 3.0 鉄(Ⅲ)0.5 亜鉛 0.4 塩素イオン 12620 臭素イオン 66.3 ヨウ素イオン 0.4 チオ硫酸イオン 0.2 炭酸水素イオン 734.5 遊離二酸化炭素 51.0 メタケイ酸 87.6 メタホウ酸 83.6 酸化還元電位(ORP)マイナス164 (2013.10.27)10人が参考にしています
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有形文化財の宿。宿泊で利用しました。
建物だけでなく、宿の方にうかがう家の歴史も興味深い。もともと旅館として建てた家ではないので、使い勝手の悪い部分もありますが、一度は試してみるのも楽しいと思います。
浴室は新式の物ですが、かなり広めで、清掃も行き届き、窓を開ければ雄物川の岸辺を眺めながら、ゆったりと入浴できます。鉄分を含んだ食塩泉のお湯は、本当に良く暖まります。ぬるめだったのをいいことに長湯をしたら、流れ出る汗がいつまでもひかずに困りました。
食事は、地の物のみを使った手作り料理。珍しい川蟹料理など、どれもおいしく頂きました。日本酒によく合う料理で、少々過ごしてしまいました。お酒好きの方には本当にぴったりですが、川魚や珍味が主なので、そういうものが苦手な方にはお勧めできないかも。6人が参考にしています
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外観、館内とも大変風情を感じる宿です。都会の喧騒を忘れるにはぴったりです。宿ならではの川蟹?料理もそれなりにおいしく満足できました。肝心の温泉の内湯も良かったです。
ご主人も親切でとても好印象でした。6人が参考にしています
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「日本むかしばなし」にでてくる庄屋さんのおうちにお泊りしている気分です。レトロでちょっとミステリアス。お食事に感激。とれたての地元の食材を若女将が手作りでだしてくれるのですが、並みの川魚料理山菜料理ではありません。とても珍しくておいしくて洗練された味付けでした。そしてご飯がすごくおいしくて透明感がちがいます。あきたこまちを見直しました。温泉はもう少し広いといいです。でもよく温まりました。雄物川でカヌー体験もできるそうなので一度乗ってみたいです。
7人が参考にしています
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豪農の家に宿泊してみたいと思い、ガイドブックを見て予約をしました。強首温泉自体からは少し離れていますが、赤い屋根と大きなたたずまいですぐわかりました。食事が特にすばらしく、地元の物を丁寧に料理されているようでした。特筆すべきは、川ガニ料理で、残った甲羅とかに味噌を熱燗でいただく!!こんなに美味しいお酒は全国どこへ行っても味わったことがありませんでした。また、朝ごはんも美味しく、これまた特に「ごはん」が美味しいのです。お風呂もやわらかいお湯でのんびり浸かれます。朝は、川霧の輪中の堤防を散策しましたが、のんびりできました。
6人が参考にしています
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文化財になっている建物に泊まれることは幸せ――そんな思いがした一夜でした。昨年、7月に泊まりました。建物に使用されている木材が半端ではありません。知る人は知っています。いかにお金のかかった建物か。
幾度もの大洪水をくぐりぬけ、今日まできた素の歴史にまず、感動しました。温泉はナトリウム塩化物泉で、かなり温度が高いのが特徴です。ここはもともと温泉旅館として作られたところではないので、あの湯船はまず納得できるものです。
ここはなんといっても、料理のすばらしさが特筆です。夏なのにもうモクズガニが出ました。私は福岡県出身で、このカには秋にしか食べたことがありません。川漁師さんが捕ってきてくれるのだそうです。
このように、一つ一つに、えっ!、といいたくなるような工夫が凝らされていました。そして、女将、元はその地方きっての名家の奥様が、その日の宿泊客に丁寧にご挨拶される姿。そこに私は感動しました。
難点は、隣との仕切りがふすまだけという部屋があることです。私は幸い独立した一角の部屋でしたが、隣室の声が気になる人にとっては、あまりお勧めできません。
でも、落ち着いた造りの建物に泊まるだけでも、得がたい体験になることは間違いありません。7人が参考にしています
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あまりは流行ってはいないが、きいたことのある温泉という印象。内湯のみの温泉の質は赤いお湯というか、濃厚な鉄分が体にしみそうだった。今はやってないそうだが、代金をとる館内見学というのを体験。(今はやってないらしい)ただ、部屋の柱をみたり、二階への通路を歩くだけというか。正直、宿泊する事はないだろうが、ふすまだけで部屋をわけているようなとこに、1万円代の値段は首をかしげた。館内見学になんでお金を払うのか、帰り際は腹がにえかえった思い出。というより、落ち込んだのです。知人いわくご飯が食べれたとのこと、予約が必要か否か、電話で料理の内容をチェックしてから、いったほうがいいかと思う。
1人が参考にしています
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大正6年に建てられた旧家・小山田家の建物(国登録有形文化財)をそのまま利用した宿。元は天然ガス開発で湧いた温泉を引き昭和40年代に「ヘルスセンター」の名で近在の憩いの場となっていた施設だったが、平成4年に現在の「樅峰苑」に改称された。 同じ強首温泉を名乗る他の旅館とはやや離れ、雄物川がゆったりと蛇行する場所にあり、周辺は水害に備えて「輪中」が築かれている。
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大地主の邸宅を宿屋に転身させたこともあり、歴史と風格を漂わす素敵な温泉旅館です。何でも建物は文化財に登録されているとも耳にしたことがあります。
お風呂は内風呂が一つあるのみなのですが、塩泉でとてもよく温まります。この宿のお薦めは建物もさることながら、料理が飛び切り美味しいこと。あくまでも地物にこだわった派手さのない料理が、大の男でも残してしまいそうなほどに次々に出てきます。
露天風呂大好き人間ではあるのですが、それを補ってなお余りあるほど他が良いので五つ星を付けてみました。6人が参考にしています
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