-
投稿日:2008年1月27日
雪で埋もれた孫六温泉に一泊しました。 (孫六温泉)
冬の乳頭温泉で、演出ではない秘湯。さん [入浴日: - / - ]
44.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
冬は大釜温泉から徒歩で行くのが唯一の交通手段です。この雪道が景色もよく、秘湯感を高めています。宿舎は山小屋のような感じで飾り気がありません。部屋の窓は二重になっており、石油ストーブ一つで十分温まります。トイレと洗面所は共同です。夕食と朝食は食堂で取ります。山里の家庭料理と言った趣です。きりたんぽ鍋が出ましたが、地鶏の出汁が効いていました。
風呂はすべて宿舎の外にあり、共同湯に通うような感じです。浴舎は二つあり、外観、内装も共同湯を思わせるものです。唐子の湯も石の湯も透明な単純泉ですが、泉質が違うようです。唐子の湯には、溶け残った洗濯洗剤のような湯の花がありました。石の湯には、とき卵のような湯の花が見られました。
露天風呂からは対岸の雪山が眺められます。混浴露天、女性用露天とも同じ源泉を使用しているようです。明礬臭のする緑白色の硫黄泉ですが、酸性は強くありません。浴槽までの通路が雪に埋もれていたり、浴槽の底に凹凸があるも秘湯感を高めています。
冬は雪景色は壮観ですし、虫がいないのでお奨めです。自然に近い秘湯では夏は必ず虫に悩まされます。宿の人たちは朴訥ですが、温かみがありました。1人が参考にしています
-