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立ち寄り湯なら、これまでに5回してきた。7月5日、初めての宿泊。部屋は新本陣5番。10畳と4.5畳の囲炉裏つきの部屋。それに入り口が2畳の広さ。しかも、2方向に廊下がつくという贅沢な部屋であった。
宿泊客しか入れない東本陣脇の露天を一人で占拠。渓流のせせらぎを聞きながら、日ごろの憂さを忘れた。内湯もすべて入り、中の湯には4回も入った。
いろいろと評価は分かれるようだが、ここの名物の団子汁は満足した。それに、山の宿というコンセプトを守り、海のものを一切出さない料理が気に入った。仲居さんの応対もさることながら男衆の応対もよく、ここが人気の宿である背景がよく理解できた。
驚いたのは、一番人気の部屋は本陣1番。何もない、昔ながらの部屋だという。有り余るがゆえに、何もない部屋に郷愁を誘うのだろうかと思ったものだ。1人が参考にしています