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定山渓温泉から車で4-5分。新千歳空港から車で約90分くらいでした。
看板を見落としして通りすぎてしまうくらい、ひっそりとした所にありました。
松田教授の100名湯(DVD版)の定山渓温泉で一緒に紹介されていた施設です。
日帰り専用で1,000円。インドカレーの食堂を通りすぎて、2階を少し歩くとお風呂になっていました。
お風呂は鉄骨+木造の一部変則的な湯屋造り風。内湯は源泉掛け流しの木造の湯船が大小あわせて3つありました。露天は、庭園造り風で、だだっ広い湯船が2つくっついたようになっていました。
(内湯)お湯は暗緑色、微濁。やや熱め。わずかに、森林の香りとややハッカをまぜたような香りがしていました。湯口や湯船の周りには、結晶化した源泉成分が年輪とような不思議な造形を形づくていました。比較的に炭酸成分が多めなためか、湯口のあたりだけですが、光があたるとサイダーのようにお湯の粒のジャンピングが見られました。入浴後は汗はでますが、すこし時間がたつとさっぱりとするような感じがありました。
(露天)湯船がかなり広い割りには、湯口からのお湯は相対的にすくないように感じました。また湯船の構造上、どうしてもお湯がよどむ所があるように思えました。お湯は緑色やや混濁。油面には油膜がありました。お風呂の掲示には、それらは『太陽光によって、お湯に発生したシアノバクテリア(藍藻)で大変体に良いものである』とのことですが、どう判断するかは人それぞれではないでしょうか。
個人的には内湯はおすすめです。近くに行くことがあったら、また寄ってみたいと思います。
ナトリウム・カルシウム-炭酸水素塩・塩化物泉。pH 7.00、51.5℃。451L/分(動力)。溶存物質 1.761g/Kg。(mg/Kg) Na 451.8、K 75.6、NH4 2.1、Mg 21.5、Ca 158.0、Al 1.3、Fe(II) 1.0、Fe(III) 2.0、Cl 429.3、SO4 67.0、HCO3 1015.0、メタ珪酸70.2、メタホウ酸 85.1、CO2 175.0、H2S 0.0。1人が参考にしています