■営業時間 10:00~22:00
■入浴料 900円~
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ケーブルカーがなかった昔、谷底にあるこの温泉に入るために30分もかけて急斜面を歩いておりたそうだ。足を踏みはずして大ケガをする人もいたとか。温泉入るのも命がけだったのだ。平家のおちうど伝説が色濃く残るこの地域だが、その人たちもこの温泉に入りに来たことだろう。
さて、今はこのすごく深い谷底でもケーブルカーで数分で降りてたどり着ける。脱衣所を抜けるとすぐに露天の岩風呂がある。洗い場はないので、すぐに湯に浸かってみる。湯には白っぽい浮遊物が浮いている。いわゆる「湯の花」だ。こんな湯はあまり経験がない。ぬるめなのでつい長時間入ってしまう。純粋に「温泉を楽しむ」ために来てほしい温泉だ。
入浴後、ケーブルカーで上がったら、そこにホテルの気さくな従業員がいて、お客をつかまえては、この温泉の解説をしていた。全国紙の新聞に何度も紹介されたこと、泉質ランキングが非常に高いことなどを熱心に話していた。
名前は“祖谷”でもちっとも“いや”な温泉ではなかった。
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