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投稿日:2006年7月31日
ホントきつかった。でも極楽。 (沼尻温泉元湯(閉館しました))
のぼせタローさん
[入浴日:
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/ 滞在時間:
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55.0点

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田村屋旅館の脇を通り、セダンでは厳しそうな凹凸のある砂利道をスキー場沿いに10分ほど登り、大きな駐車場に停め、いよいよここからはサバイバルな登山となります。入り口は2つありますが、向かって左側は崩落により進入禁止のため、右側の登山道からのアタックとなります。一本道の為、迷いはしませんが未舗装の過酷な階段が延々と続きます。間もなく左手に白糸の滝が。水は酸性度が明らかに強そうで青白く、目指す元湯はどうやら滝の上流にあることが分かります。尾根に差し掛かると絶壁の下に何本もの湯樋の列と旧田村屋旅館が小さく見え、既に笑いの止まらない膝をかばいつつ、泣く泣くこれを下りました。念の為、熊除けの鈴を持参しましたが、このとき既に体力は底を尽き、万が一の時には恐らくギブだったでしょう。湯樋まで降りれば、元気100倍、元湯がかすかに見えてきます。ここまで来るともう待てません。岩山を飛び越えやっと到着。駐車場からは40分の旅でした。
川で入浴できるイメージでしたが、冷え冷えした水温で意外にも断念。5~6人が入れそうな自然の湯船だけ利用できました。先着のご夫婦によれば、今年は長雨等の影響により、以前のように川での入浴は出来なくなってしまったとの事です。それでも谷底に湧出する源泉に川の清水が絶妙にブレンドされて適温となった手付かずのお湯には、ただただ感動するのみです。温泉卵もまずまずの仕上がりに。ご夫婦にはお昼もご馳走になってしまいました。
帰り道ははるか高くに拝む登山道を登る気力も無く、進入禁止のコースで敢えて戻りました。往路とは比較にならない程アップダウンは殆ど無く、時間も半分以下でしたが、途中で2箇所ほど例の崩落箇所があり、かなり身を削りました。子供連れや年輩の方はまず無理でしょう。
また元湯からは程近い沼の平という場所では、以前関東からの登山者が硫化水素中毒により亡くなっているそうです。
秘湯目的で私のように軽い気持ちで来ると、思いもよらない道中の環境に足を阻まれる事は必至です。それなりの装備と体力を準備してから行きましょう。1人が参考にしています





