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泉質は、北和地区の中では優等生。
ほのかなヌメリがある重曹泉を体感できる。
循環塩素注入だが、内湯の塩素臭は気にならないレベル。
ここの目玉である、広々した露天風呂は、
その広さゆえの塩素臭は、やむを得ないところ。
趣ある日本庭園を配した露天が、最大の魅力。
生駒山の借景を組み込んだ開放感が
露天の広さをさらに強調している印象である。
刺身や寿司のネタにこだわりを感じさせる食堂メニューも、
近隣の温泉の追随を許さない。
まさに寿司屋を思わせるほどに、ネタが新鮮である。
内湯の換気の悪さや脱衣所のフローリングなど、
浴場専門業者の設計ではないかのような設計ミスはあるものの、
上々の泉質、開放感あふるる露天に旨いネタの刺身。
奈良県北部における随一の湯処と評価できよう。0人が参考にしています