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気温が低い冬の休日の夜に利用。相当に混雑していました。駐車場が一杯で、空きが出るまで待たされました。
そんなこんなで駐車して、いざお風呂へ。
脱衣所がプラスチッキーなフローリングで笑えます。そりゃあモップ持ってこまめに拭きたくもなるよな、これ。
内湯の大浴槽はとても上質な湯。ややぬるい温度で、長時間つかっていても湯あたりしません。泉質はアルカリ性の重曹泉。入浴後5秒で肌がつるつるしてくるので分かります。ビックリしたのは内湯の換気。ほとんど換気がなされていないのか、浴場全体に霧がかかってしまい、視界が狭いです。大浴槽の端から端までは到底見えません。脱衣所もそうですが、温浴施設としての設計がなっていないように感じました。利用者の利便を少しでもイメージできれば、こんな設計にはならないはず。もし私がどこかの温泉のオーナーだったなら、この施設をデザインした建築士には設計を依頼しないでしょう。
話は代わって、露天風呂。浴槽は大変大きいですが、湯に施された消毒がきつい。湯をすくって鼻に近づけるとそこはかとなくプールの香り。いただけません。保健所の指導か何かでこんなにきついの?ちなみに内風呂はこんなことありません。
ここは大きな露天を楽しみたい御仁には露天風呂を、泉質重視の方は内風呂を楽しめばいいと思います。本当は露天の湯にもう少しクオリティーを求めたいところですが、ないものねだりしても仕方ありません。奈良北部地域は温泉が不作みたいで、パっとした湯がないのが現実。ここは、その中ではぬきんでていると思います。
あと、休日ということもあり、小さい子が露天あたりで走り回ったり水遊びしたり。親が同伴しているのか知りませんが、お子様のやりたい放題。客層は低いといえます。そこここに、「温泉では走るな、水遊びするな」と張り紙があったり、施設側も手を焼いていらっしゃる御様子。親御さんには「最低限の躾をしてから公衆浴場へ連れてらっしゃい」と言いたい気分でした。親のレベルが知れるってことなんでしょうがね。いっそのこと子ども出入り禁止か、子ども10倍料金にすればいいのにとも思いましたね。0人が参考にしています