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歩いて15分ほどの「おぼろ月夜の館・斑山文庫」という唱歌「ふるさと」の作詞者 高野辰之の記念館がある。往時の辰之の書斎が館内に再現されている。彼の実家は飯山にあるが、ここは彼が温泉保養も兼ねて晩年を過ごしたところだ。
さて、「さかきや」であるが、記念館と反対方向にある名所、麻釜との中間に位置している。温泉の湯温は少し高い。水でぬるめようとしたが、源泉かけ流しとのことで我慢した。泉室の風情に敬意を表したからである。また、次に入る人のことも考えた。
私の入浴時の温度に戻すまで、どれだけ時間がかかるのかを恐れたためである。旅館の人は尋ねれば答えてくれるが、余計にかかりあわない。これはこれで心遣いが感じられた。
翌日は漬物皿が朝食にズラッと並んだ野沢はスキーとともに、この漬物が有名なのだ。0人が参考にしています