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天竜川の崖上に建つ温泉宿。天竜峡温泉は県内でも有数のラドンを含む放射能泉としても知られる。
風呂は男女内湯が1つずつあり、1つは天竜峡を眺められる大浴場「天龍の湯」、もう1つは眺望のないごく普通の浴場、「地龍の湯」。時間によって入れ替わることになっているが、今回は小さいほう、「地龍の湯」に入った。写真は「地龍の湯」。
眺望がないほうに当たったのは残念だったが、浴室内に飲泉所があり、一人貸切状態でゆっくり源泉を味わうことができたのは良かった。源泉の温度はぬるく、硫黄の臭いを感じる放射能泉で甘味がある、手触りは非常につるつるしていて、特徴のある良泉であった。浴槽内は循環だが、湯の特徴は残っている。湯上がりから何時間か経っても、手先などにしっとりとした浴感が残り、ちょっと驚く。
今回も温泉博士で入らせてもらったが、女将に丁寧に迎えていただいた。駐車場は宿へ向かう小道を入った広いスペース、道が狭いので注意が必要。そこから徒歩1分程で到着できる。周辺の道が整備され、インターから行きやすくなった。8人が参考にしています