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pHが高くてもヌルヌルを体感できない温泉もありますが、ここはけっこうヌルヌルしますね。
大きな内風呂のほかに25度程度の源泉浴槽があります。サウナの目の前にあってしかも「サウナ後そのまま源泉浴槽に入らないように」というような但し書きが有るように、水風呂の代用という使い方を想定されて作られているようですね。分析表では源泉温度は30.6度となっていましたが、実際源泉浴槽はそれより温度が下がっているような。
で、そのことを受付にいた女性に聞いてみたんですが、「そのまま」という答え。
でもあまりはっきり知らないらしいような口ぶりだったので、「そのまま」がどういうそのままだったのかがわからず。あまり突っ込んで質問しても要領得ないような答えぶりで。温度は処理されての源泉そのままなのか、温度自体何もしていないそのままなのか。
露天の景観はなかなかよいですね。男風呂の方からは大きな橋が見えます。
向こうからは見えるのかなと思いましたが、帰りの時点で確認するとかじかの湯が見えるほうには歩道はないんですね。
平日の午前10時半頃の入館だったのですが、開館してそんなに経っていないのに露天風呂に虫がやや浮いていました。夜の時点では掃除はされるかもしれませんが、たぶん開館直前には露天の浮遊物の除去などのチェックはされていないようですね。細かな接客という点でマイナスポイント。町の施設らしく、細かなものを望むこと自体無理なのか。露天風呂自体はそれほど大きいものではないんだし、さくっとたもで掬うってことは難しくないと思うのですが。
歯磨き時にカランの水を口に含みましたが、かなりの軟水ぽっい味だったので、もしやこれも温泉つかってるのかなと思いましたが、受付の女性曰くただの水道水とのこと。
まぁ前出の女性だったので、正しいのかどうかわかりませんが。でも、このあたりの水道水自体軟水に近いってことなのかな。
あと、館外のバイキングレストラン「旬採厨房しゅふふ」は美味しかったです。
野菜のメニューが多い点がとてもよかった。
敷地内には陶芸工房もあり、作陶もあわせて楽しむことも出来ます。手びねりやロクロ体験をするのもよし。この敷地内だけで一日楽しめれそうです。
【施設設備や景観など】4/5
【接客・清掃など】2/5
【ヌルヌル体感度】4/5
【塩素】 感じない
【クールダウンできる場所】 露天。椅子3つあり。
【サウナの大きさ】8人程度
【サウナの温度】 温度計表示86℃(高さ2mの位置)。体感的に低く感じる
【水風呂の大きさ】水風呂はない。25℃程度の源泉浴槽あり。広さ8人程度。
源泉名 阿南温泉
アルカリ性単純温泉(アルカリ性低張性低温泉)
pH10.3、泉温30.6℃、湧出量365L/m(掘削による動力揚湯)
8.69×10 -10乗 キュリー/kg(2.39M・E)
Na 62.7、K 0.2、Nh 痕跡、Mg 痕跡、Ca 1.1、Al 0.3、Mn 痕跡、Fe(II) 0.1、
F 6.2、Cl 0.1、OH 2.7、HS 0.7、SO4 10.3、CO3 46.5、
メタケイ酸 44.0、メタホウ酸 1.3、
蒸発残留物 0.167mg/kg
加水なし、加温あり、循環あり、塩素投入有り
分析終了年月日 平成5年2月2日0人が参考にしています