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投稿日:2011年5月9日
古遠部温泉 温泉編 (古遠部温泉(ふるとうべおんせん))
paw_pawさん
[入浴日:
2011年5月9日 / 滞在時間:
2時間以内]
55.0点

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一般の観光客にはほとんど知られていないと思いますが、温泉ファンの間では超有名なビックネームの古遠部温泉さん。青森と秋田の県境にあり国道282号線から林道のような脇道に入りガタゴトと約10分も行くと件のお宿が現れます。もともと鉱山の調査掘削の際に掘り当てられた温泉ということもあって、周りに集落はなく、文字通りの1軒宿です。施設外観は山奥にある林野庁の詰所のような佇まいです。
お風呂は男女別の内湯が各一の一本勝負。福島県大沼郡・大塩温泉の共同湯を髣髴とさせる浴室&湯船は析出物でテロテロの鄙び状態。赤錆色の変色も見事という他ありません。分析表では毎分800リットルの湧出量を誇っており、実際に湯船に投入されている源泉は200リットル弱(男女合計400リットル)といったところでしょうか。残りははじめからスポイルされていると思われますが、湯船の大きさからして、これ以上投入量を増やすのは湯温の調節などもあり限界なのかもしれません。
詳細は不明なものの、投入量が法外に多いのは紛れもない事実で、5-6人サイズの湯船からザーザーと掛け流しされ、浴室の床も常時洪水のような状態になっています。湯船はコンクリ仕様と思いきや、なんと総ヒバであることが判明。余程気をつけて見なければ判別できないほど析出物がデコレートされています。こうした様態は温泉ファンには堪らないところ。
湯は加水・加温なしの生源泉の無加工投入。投入口で体感44度弱、湯船内で42度強から43度の適温。源泉の投入量が多いため湯が絶えず対流し鮮度も抜群。鉄臭&土類臭も鼻腔をくすぐります。源泉を口に含むとはっきりと分かる鉄味と炭酸味、そして弱塩味を感知。やや生臭く感じるのはそれだけ新鮮な証拠と言えるでしょう。ギチギチとした肌あたりで、浴感もストロング。この手の源泉のお手本のような湯です。
こちらでもう一つ忘れてはならないのが、禁断のトド浴です。豪快な溢れ出しの湯溜まりに手拭いを枕にして横たわる気持ちよさは、極楽そのものです。古遠部でトド浴の虜になった方も少なくないのではないでしょうか。このトド浴を存分に楽しむにはやはり宿泊しなければなりませんが、体験の価値は充分あります。
地元でも人気施設とあって、夜8時まではひっきりなしに立ち寄り湯の入浴客がおり、その後30分が湯を抜いての清掃となります。ズバリ狙い目はその直後です。ただでさえ鮮度の良い湯がさらにシャキシャキの状態で楽しめます。夕食が早めのため、8時半で入りに行くと、たいがい貸切の状態で楽しめます。湯の入れ替え直後は湯もまだカーキ掛かっておらず、白んだ貝汁濁りといった状態です。是非ご堪能ください。7人が参考にしています






