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みなさんのクチコミに誘われて、07'2.24、いってきました、古遠部温泉!
青森駅から特急に乗って、南津軽の碇ヶ関まで。そこで降りた乗客は僕ひとり。駅前の小広場は閑散、だ~れもいない。店もない。がら~んちょん。
本来なら目指す駅はもうひとつ先の津軽湯ノ沢なのですが、碇ヶ関からそこへ行く電車は本数が少なく、バスも出ていないのでタクシーを利用しました。片道2400円。わちゃっ、高ッ。でも、そーまでしてでも行きたかったんですー そして、その甲斐はありました☆
碇ヶ関丘の古遠部温泉、無茶、名湯でありました。
超辺鄙な雪山のなかにあるのに、訪れるクルマでもうすでにぎっしりだったことにまずびっくり。続いてはお風呂。含炭酸の鉄・食塩泉のお湯が溢れる析出色の湯床に、噂通りのマグロびとがどっさりいたことに二度びっくり(・O・;
でも、こちらの鉄泉に入って、そーやりたくなる気持ちは超分かりました。内湯ひとつきりの共同湯ながら、無茶いいお湯なんですもん、こちら。
あと、こちらの休憩所では大変いい思いをさせていただきました。休憩所が大変込んでいて、どちらかのテーブルを頼んで詰めてもらうしかないねえ、なんて係のひとにいわれていたら、おばちゃん3人組があたしらのテーブルにおいでと誘ってくれたのです。御礼をいって同席させて頂くと、なんか話に花が咲いて、林檎を切ってもらったり、僕も温泉本を見せて「ほら、ここの温泉って全国的に有名なんですよー」「はりゃー。嬉しい」なんていったり、一緒に4人でラーメンを頼んだり、隣の湯の花温泉の混浴の話で大笑いしたり・・・なんか、一時間あまり、超楽しかった。
3人のおばちゃん、みなさん弘前から一日湯治にやってこられた方々でした。お別れには鮭の干し物(極旨)まであんなに頂いちゃって、本当に有難うございます。人情モノみたいですが、南津軽のひとの親切が身に染みました。太宰治、苦手でしたが津軽びとの代表として読みなおさなきゃなあ、なんていま考えてたりしています<(_ _)>2人が参考にしています