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投稿日:2022年5月3日
飛騨高山の桜の里に湧く自家源泉の湯処… (飛騨高山温泉 臥龍の郷(がりゅうのさと))
きくりんさん [入浴日: 2021年4月21日 / 2時間以内]
33.0点
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飛騨高山の桜の里に湧く自家源泉の湯処
近くの国指定天然記念物の臥龍桜にちなんで名付けられた、昭和63年(1988年)に開業した鉄筋3階建ての温泉宿泊施設。平日の午前中、日帰り入浴してみました。
入浴料700円は、玄関を入って右側の受付で。入浴料と引き換えに、ロッカーキーを受取るシステムです。町屋造りのエントランスとロビーを奥に進むと、地下へと下りる階段。下りたところに男女別の大浴場があり、男湯は左側の「雪見の湯」(右側の女湯は「花見の湯」)です。
コインレス鍵付きロッカーが置が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側に15人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、リーブルアロエです。
男女別の大浴場はどちらも内湯が地下水の沸かし湯、露天風呂エリアが温泉となっています。まずは、内湯から。
壁際に14人サイズのタイル張り石枠内湯があり、湯温は42℃位。壁には、ダイナミックな雪をまとった臥龍桜のタイル絵が見事です。また、奥に2人分のジェット水流付寝湯があり、こちらは湯温43℃弱位。サクッと入って、外の露天風呂へ。
右側手前に4人サイズの岩風呂があり、無色透明のアルカリ性単純硫黄温泉(源泉名: 臥龍温泉)がかけ流しにされています。泉温34.2℃を加温して、42℃位で供給。飛騨産の木材チップを使った、バイオマスボイラーで加温しているようです。PH8.7で、やや肌がスベスベする浴感。また、その先に1人サイズの陶器風呂が2つ。いずれも、湯温は41℃位です。
左側には屋根付の1人サイズの樽風呂があり、湯温は42℃位。湯口の湯を口に含むと、無味で弱塩素臭がします。
ほとんど貸切状態でしたが、撮影禁止が残念、とはいえ、桜と宮川のせせらぎを眺めつつ、しばらくまったりできました。
露天エリアにはいくつもの浴槽があるので、1つは非加熱の源泉かけ流し浴槽を作って欲しいものです。
主な成分: ナトリウムイオン172.2mg、マグネシウムイオン0.9mg、カルシウムイオン5.4mg、フッ化物イオン14.8mg、塩化物イオン124.5mg、硫化水素イオン2.8mg、硫酸イオン4.1mg、炭酸水素イオン165.7mg、炭酸イオン30.2mg、メタケイ酸36.0mg、メタホウ酸1.4mg、成分総計0.560g21人が参考にしています