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ここへは幾度か来ていますが、今回の訪問は平日の午後6時少し前の到着。
車の扉を開けるとふわっと。例の匂い。この匂いをかぐとごんぎつねの湯に来たなぁと思います。
愛知県では名の通った温泉ですが、館内はここのクチコミにあるようにかなり狭いです。
ただ、平日でしたので混雑感はなかったです。
サウナから。定員5名となっていますが、実際は4人でもかなりきつめ。
温度計表示88~92℃で体感的には温め。テレビ付きですが座る位置に対して90度の位置に有りまた上の方に有るので座るとかなり見難い。12分計あり。
水風呂は2人程度。冷ため。
内湯内は浴槽は1つだけ。温泉ではなく白湯です。
洗い場はカランが10。シャワーも2つありますが、洗い場より離れていてサウナの目の前にあるのでどちらかというとサウナの汗流しかかけ湯の代用みたいなものか。
露天は温泉。打たせ湯、歩行湯、寝湯含む大きな風呂、洞窟風呂(ただし大きい風呂と続いていますが)の4つ(それらは循環浴槽)
その他、岩の上から温泉が滝のように流れ落ちている源泉かけ流し風呂が1つ。
合計5つの浴槽があります。
さて滝壺のようになっているその源泉かけ流し浴槽ですが、この浴槽に関しては再使用無しの源泉掛け流しです。ただし、県の規制で殺菌剤は入れているそうです。(係の方にもはっきりと確認しました。)
源泉が60℃近くあり、加水無し、無加温で浴槽に流れていて、経過をおくことで冷ますやり方をとっているので源泉かけ流し浴槽はやはり高温です。一般的な感覚からすると激熱と言ってもいいかも。
露天にいた人が係りの方に熱すぎて入ることができないと文句を言っていましたが、その時点で係りの方が計ったら44.3℃。加水はないので、あとは流れ出てくる湯量を絞るしかないのですが、絞ってしばらく計った時点では43.8℃。(女性の方は男性の方より源泉かけ流し浴槽は温度低くくなっているようで、通常43.5℃程度だそうです。)
夏場では湯温もさらに高かったりするかもしれません。それ以上に、夏場のごんぎつねの湯は火照った体をうまく冷ませることが出来なかったりする方のが辛い。
でも、冬では火照りは露天で休んでいるとさっと引きますしね。
自分はガツンと熱い湯に入るのも好きなので全然問題ないですし、冬はこの程度の温度の湯もまたいいなぁと思っています。1回当たり5分以上浸かって、寒風で冷まし、また湯に浸かり。トロトロになりますよ。
冬場ではこの熱めの湯が私には最高でした。
湯はもう塩味そのもの。相当しょっぱい。匂いははっきりとしたゴム臭、強め。
愛知県では高張性の温泉が少ないですが、ここが愛知の中では最も濃い温泉だと思います(たぶん)。
通いやすい所の中ではトップクラスの高張性ということで自分の中では高得点となりました。
ナトリウム泉はポカポカ感の持続という点でも夏より冬の方がいいですし、汗をかきやすい夏より冬の方がナトリウム泉独特のべたつき感もあまり感じにくく。
高温の湯につかるということで夏場は茹だり易いので、ここのお勧めは冬です。冬での高温湯の湯浴みの気持ちよさを率直に評価し、星の数は冬の訪問を対象にさせていただきました。(たぶん夏の季節だと星2~3つぐらい。)
露天には丸太のイスが6つと長椅子が1つ有り。
(続く)25人が参考にしています