口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年7月4日)
1件中 1件~1件を表示
前へ 1 次へ
-
こだわりの料理と地酒に満足できる湯宿
ロッジなどが建ち並ぶ八方温泉街の奥に佇む、大正時代に民宿として開業した鉄筋3階建ての温泉旅館。平日に、一泊二食付で利用して来ました。
玄関には、昔使われていたであろう竃がお出迎え。この日は、2階角部屋の10畳和室に宿泊。窓から、山や花畑を望む景色です。浴衣に着替え、1階のフロントのすぐ奥にある男女別の浴室へ。男女入替なしで、男湯は右側です。
籐籠が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左右に7人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、DHCのハーブ系です。
窓際に5人サイズのタイル張り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名: 白馬八方温泉 (第1号、第2号、第3号の混合泉)]が満ちています。泉温50.2℃を加水なし、一時的に加温ありで、42℃位で供給。PH11.1で、肌がツルツルする浴感です。循環・消毒もありですが、塩素臭は気になりません。少量のオーバーフローも常時あるので、循環・かけ流し併用でしょうか。湯口の湯を口に含むも、無臭で少甘味でまろやかな味です。露天風呂はありませんが、窓を開けると畑の景色。貸切状態で、まったりできました。
夕食は18時から、1階の食事処で地産地消の和食膳に舌鼓。お品書き付で、重箱に彩よく詰め込まれた前菜は胡麻豆腐・信州サーモンのお寿司・青オリーブの実のカナッペ・金糸瓜のゼリー寄せ・ケールとトマトの生ハム巻・ささげ豆の胡麻和え・栗の渋皮煮の天麩羅・落花生・半熟玉子の醤油漬け・胡桃味噌田楽・野沢菜のお浸しなど。お凌ぎに信州サーモンのお造りが程よい脂で美味い。本日の一品は、山女魚の塩焼。焼き立てが最高。大吟醸三昧(白馬岳・白馬連峰・久保田)がすすみます。前菜の下には、変わり鉢で、白馬の豚とトマトのミルフィーユ。揚げ物は、信州産天然舞茸の天麩羅を岩塩で。揚げたてで香り高く、サクサクの食感。追加したフルーティで爽快な後味の信州亀鈴がすすみます。煮物は、高野豆腐の治部煮風。本日の鍋は、信州牛の青朴葉焼。たっぷりのもやしやシメジ、エノキダケと共に味噌仕立てで。お食事は、自家製米秋田こまちを自家製漬物となめこ汁で。紫蘇の実をご飯にかけて頂くと旨い。デザートは黄桃のゼリーと梨のコンポートで、お腹いっぱいに。食後に、コーヒーも頂いちゃいました。
温泉は一晩中入れるので、就寝前と翌朝の朝風呂も満喫。くせがなく、ツルツルとして美人の湯と呼ばれるいい湯です。
朝食も同じ食事処で、自家製野菜をふんだんに使った惣菜がメインの和洋バイキング。どれも新鮮で、朝から元気をチャージできます。焼き鮭やシシャモ、ベーコンや目玉焼きなどもあり、いつもならご飯をおかわりするところですが、自家製パンに自家製ジャムを。甘さ控え目のジャムも美味しかったです。
料理の量の割にはコスパが良く、館内も綺麗で女性にも喜ばれる宿かと思います。地酒の種類も豊富で、酒好き温泉好きであればたまらない宿ですね。
主な成分: リチウムイオン0.07mg、ナトリウムイオン44.1mg、カルシウムイオン15.9mg、ストロンチウムイオン0.2mg、バリウムイオン0.1mg、アルミニウムイオン0.05mg、塩素イオン12.6mg、水酸イオン33.8mg、硫化水素イオン0.1mg、炭酸イオン12.8mg、メタケイ酸イオン5.6mg、メタホウ酸イオン1.6mg、成分総計132.5mg
※なお、平成15年の分析書だったので間もなく更新かも知れません。15人が参考にしています
1件中 1件~1件を表示
前へ 1 次へ