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投稿日:2022年6月23日
姫川温泉だけど他と違う源泉が魅力の湯処… (瘡の湯)
きくりんさん [入浴日: 2021年9月29日 / 2時間以内]
55.0点
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姫川温泉だけど他と違う源泉が魅力の湯処
JR大糸線の平岩駅から、徒歩で約5分。新潟県と長野県の県境に位置する姫川温泉に佇む、平成26年(2014年)にオープンした日帰り温泉施設。「くさのゆ」と読む珍しい名前ですが、「瘡」とは傷やでき物を意味するとのこと。平日の午後、利用して来ました。
コンクリート打ちっ放しの外観は、いかにも最近できた建物という感じ。入浴料600円は、玄関を入ってすぐの券売機で。おばちゃん達が寛ぐ広間の左手奥へと進むと、廊下の右側に男女別の大浴場があり、男湯は手前です。
100円返却式ロッカーが置が並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。大きな扇風機もあります。浴室に入ると、左側に4人分のカラン(内1つはシャワー付)がある洗い場(カランも温泉)。アメニティは、一般的なものです。
右側に8人サイズのタイル張り内湯があり、無色透明のナトリウム・カルシウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(源泉名: 松本砂防 瘡の湯代替)が、源泉かけ流しにされています。ここだけ他の姫川温泉の宿と源泉が違い、2kmほど離れた新潟県糸魚川市の湧出地から引湯され、昔から武田信玄の隠し湯として不老長寿、万病に効果ありと伝えられている湯なのだとか。泉温50.0℃を加水・加温せず、43℃強位で供給。PH6.9で、やや肌がスベスベする浴感です。パイプの湯口から勢いよく注がれ、口に含むとほんのり鉄臭がして旨じょっぱい炭酸味。湯の花は見られませんが、浴槽の縁は温泉成分の析出物で赤茶色にコーティングされています。
扉を開け外へと出られますが、湯船は無くてベンチなどが置かれた休憩スペースのみ。とはいえ、火照った体に川風が心地いいです。姫川のせせらぎを眺めつつ、しばらく貸切状態でまったりできました。
主な成分: リチウムイオン1.0mg、ナトリウムイオン276.2mg、アンモニウムイオン1.2mg、マグネシウムイオン36.8mg、カルシウムイオン114.7mg、ストロンチウムイオン0.8mg、バリウムイオン0.1mg、マンガンイオン1.2mg、鉄(Ⅱ)イオン0.3mg、フッ化物イオン0.9mg、塩化物イオン300.1mg、臭化物イオン1.1mg、ヨウ化物イオン0.4mg、硫酸イオン97.9mg、炭酸水素イオン570.4mg、炭酸イオン0.3mg、メタケイ酸86.2mg、メタホウ酸24.4mg、遊離二酸化炭素120.5mg、成分総計1663mg18人が参考にしています
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