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硫黄泉の匂いをかぎたくて、仙石原で2湯入り、大涌谷の噴気を吸い込んできました。その後の帰途、大涌谷の仕上げ湯として太閤湯に立ち寄りました。
すっかり暗くなった19時頃の到着で駐車場に1台の空きがありました。番台の元気のいいおばさんが駐車場の出入りも管理しています。
券売機で400円の入浴券を購入。おばさんからロッカーのカギを渡されます。やや狭めの脱衣所から2つの引き戸が見えます。左手が5~6人サイズのL字浴槽。右奥が四角い2人サイズの小風呂。小生はL字の方に入りましたが、小風呂は専ら宮ノ下の区民の方々が利用するのだとおばさんが言っていました。
お湯ですが、無色透明、無味無臭の弱アルカリの塩化物泉。特徴は薄いですが、酸性泉、硫黄泉のあとはサッパリします。やや熱めのお湯は地元の人達の日常の湯として愛されているようです。
東北や信州・北関東に比べると期待値の低かった箱根の湯ですが、仙石原によく鄙びた湯宿を見つけましたし、その仕上げの太閤湯の組み合わせも良く、自分の思い込みを修正しました。9人が参考にしています