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2009.12.8入湯。
風呂あがりに休憩ベンチにおかれている箱根の共同湯を特集している地元誌を見ていたら、管理人のおじさんが「どこからいらしたんですか~?」と声をかけてくれて、温泉談義になりました。
「共同湯、いいでしょ。他もいいけど、お湯はここがいちばんですよ」「ここは源泉掛け流しだから。自分で源泉と水で調節できるから、最高ですよ」とおじさん。「他もまわったけどお湯はココがいちばんでしたね~」と返す。
すると、“わかってくれますか!?”的に嬉しそうな顔で、
「管理人が10月で前の人から自分に代わった、自分はこういう業界にもとからいたからわかっているが、前の人はわかってなかった。せっかくのいいお湯なのに、掛け流さなかったら意味がない」という話をしてくれました。
さらに「お湯が汚れていれば透明度ですぐわかります。人間お湯に入れば毛穴が開くでしょ、毛穴から毒素が出る。それで濁るわけです。もう見れば一発ですよ。そういう湯を入れ替えなかったら昔の銭湯と同じですよ」「以前、ひどいときは15㌢くらい水が減ったまま、なんてときもあったんですから。そういうのはお客さんじゃなく、管理人が見ないとダメですよ、見ればわかるんだから」と。
湯守としての誇りを感じました!!
これからの太閤湯にはさらに期待が持てそうです。8人が参考にしています