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入浴料も300円と格安。アクセスの良さも抜群。管理人も感じがよい。従って、ちょっと箱根にこだわり始めた客でにぎわいを見せている。はっきり言ってここの湯は共同湯としては箱根で一番。もっと言ってしまえば、箱根ではここ以外にマシな共同湯はないといえる。共同湯と言えば湯本や塔ノ沢にもあるにはあるのだが、どう考えても施設にも湯にも見合う入浴料ではない。湯本の方は湯が豊富ではないみたいだし、塔ノ沢の方に至っては湯を出してすらいない溜め湯なのである。それにひきかえここは湯が豊富である。蛇口をひねれば自由に湯があふれてくる。しかも自噴泉ということ。隣には破格に高い日帰り温泉施設とかもあるようだが、湯に関してはここも対等だと思う。唯一難点を挙げるとしたら、どうにも仕方ないことではあるが、泉温が高すぎるということである。何も降温する工夫が施されていないので、蛇口をひねれば源泉がダイレクトに湯船に注がれる。うれしいことではあるのだが、如何せん激熱の湯なのでどうにもじっくり浸かれないのだ。対処法としては源泉を薄めず我慢してカラスの行水を決め込むか、あるいは水で薄めて妥協するかしかなかろう。源泉をそのまま堪能したいという向きにはどうにもやっかいなのである。
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