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投稿日:2011年2月13日
冬場は循環併用?泉質が夏とは違う… (美肌の湯 きのくにや)
かとぅんさん [入浴日: 2010年12月31日 / 1泊]
22.0点
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33.0点
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44.0点
以前、夏に日帰りで入浴して、箱根で唯一とも言える天然の濁り湯に感動したので、今回は冬に宿泊で行ってきました。夏のときは茶色味帯びた濁り湯を堪能することができ、箱根でこんな天然濁り湯に入れるとは!と感慨深かったものです。
しかし今回、結論から言うと満足できませんでした。どうやら冬場と夏場で源泉の使い方が違うようです。もともと濁り湯の自家源泉は湧出量はあっても湯温が低く、夏はそのまま入浴できたものが冬場では加温・循環しているそうです。循環ではせっかくの硫黄泉のインパクトが楽しめません。貴賓殿の内湯など、何となく硫黄の臭いがするくらいです。夏場には出ていた「仙液の湯」や「黄金の湯」という濃厚な源泉は注がないのでしょうか。せっかくpH 6.9、総成分520mg/kgの源泉表記があるのですから、もっと楽しめる湯の使い方をして欲しいです。
もう一つの源泉、湯ノ花温泉からの透明な引き湯。こちらはもともと濁り湯ではありません。こちらは源泉がよく投入されていたようでした。結局、冬場に源泉に入るには、貸し切り風呂の「正徳の湯」に入るしかないようです。個室風呂や貸切風呂などで源泉を分散させてしまうより、どのお客さんでも源泉が楽しめるような温泉を作って欲しいなあと思うわけです。17人が参考にしています
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