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今日、10月29日日曜、箱根二ノ平の「亀の湯」さんにいってまいりました。
日曜ということもあってか、箱根は全体的に結構混んでましたが、こちら二ノ平は空いてました。
空は、やや薄曇り。時刻はお昼の12:30。「こんにちわ~」と窓口に声をかけてみると・・・誰もいない。「こんにちわ~!」と今度はやや大きく。でも、やっぱり返事はありません。建物のなかに踏み込んでみる。「すみませ~ん!」表の暖簾が折からの風にぱたぱたと舞うばかり。
だあれも、いない・・・。
3分間、待ってみよう。
うーん・・・こない。
ふと番台の窓口のなかを見てみると、「番台にひとがいないときは、お風呂に勝手に入っていて下さい」というポスターがあるのを見つけたので、「いいのかなあ」と迷いつつ、番台の銭置きに入浴料550円を置き、お言葉通り、いくらかおどおどしながらも勝手に湯浴みしてみることにしました。
4、5人がようやく入れるくらいの、小さな湯舟です。お客は僕だけ。何度か掛け湯してから、身体をお湯に沈めてみると、うーん、いくらか温めながら、いいお湯です。透明な、香り高い、柔らかい極上湯--それをケロヨンの盥で頭にザーッとかけて・・・もういっぱい、さらにもういっぱいザーッとやってみて・・・う・ぽーっ、気持ち良し。
風呂場にはシャワー設備もなく、窓をあけても宮ノ下の「太閤湯」さんみたいに素晴らしい景観が開けるワケじゃありません
、それどこらかこちらの浴場の窓をあけると、右半分はかろうじて箱根の山も見えますが、反対の左半分にアップで見えるのは普通の民家のベランダであります! カラフルな下着がいっぱい干してあって、生活感も超丸出しで・・・要するに限りなく銭湯チックなのですが、にもかかわらず、「亀の湯」さん、良かったデス(^。^;)
なんのかんので1時間は入っていましたかねえ。
出たら帰りの番台にはちゃんとオバちゃんがいて、ちょっとホッ・・しきりに留守のお詫びなんていわれてしまった。いいなあ。のんびり。首都圏内じゃ考えられない豊かさ、のんびりさにいろんな意味で負けた感じがしましたねえ。6人が参考にしています