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わけあって、箱根湯本に台風が迫る中夜の7時に到着。素泊まりでいいからとかたっぱしから10軒ほどにtel。が、出てもくれないところあり、また満室ですと大うそを言うところありで愕然。改札付近にも人がいなくなりトラベルのカウンターも閉っていた。ついに絶望的と崩れ落ちる直前に、小田急カウンターの女性がこの宿を教えてくれた。女神様に見えました。
捨てる神あれば拾う神有り、九死に一生、奇跡の生還。一人に付き6000円は高すぎるし(3歳も同料金)、タオル類やポットのサービスも備品もなーんにもない。気持ちいいくらいに何一つないのです。全て自販機で調達するシステム。ここは素泊まりか立ち寄りのみのビジネスホテル式宿だったのだ。
ディナーは、たこ焼きと焼きそば、ポテトにアイスだった。冷凍状態が自販機の中であつあつに完成していく時間さえいとおしかった。
宿の人はマッサージ機でくつろいでいた。客は多分我々だけか、いたとしても1・2組だったろう。非常口を確認しようとしたら、「だいじょうぶ、ありますから」という返事。ロビー以外は暗かったのでドキドキした。
風呂は広い、温泉らしくないがほっと長湯ができた。屋根付き露天はヒノキ浴槽でよかった。子供が滑った。貸し切り状態で、ちょっと気持ちの巻き返しができた。戸締りを確認して就寝。ロビーに係が立っていないし何かのトラブルの時に駆けつけてくれる様子は無いので、自力で対処するしかない。でも、とにかくありがたかった。あまりの風雨だったから、駅から徒歩5分以内の距離なのにタクシーに乗ってしまったが・・・。近くに評判のらーめんや洋食店があるとのこと。3人が参考にしています