-
投稿日:2013年10月24日
入ったこと自体に満足できる! (水無海浜温泉)
まぁく☆スリーさん
[入浴日: 2013年10月20日 / 2時間以内]
55.0点
-
55.0点
-
0 - 点
-
0 - 点
-
0 - 点
久々の北海道出張にかまけて行ってきました。
函館駅前のビジネスホテルに泊まり、8時15分頃レンタカーで恵山方面を目指しました。当日の1回目の干潮は7:50~12:00。海に沈んでいることはない筈ですが、前日までは好天気に反しこの日は曇天。風も強く車窓右手の津軽海峡もやや荒れ気味で下北半島が見えるものの高揚感というより若干の不安すら感じました。
幻の戸井線のアーチ橋を眺め、途中少しだけ内陸に入り、旧椴法華村の中心部を右折し海が左手に変わった道を4キロほど進むと、道路が狭くなり海に向かって高度を下げ、最後はワンウェイとしている道をぐるっと回ると駐車場がありました。函館駅前から1時間15分ほどで到着しました。
10月とはいうものの日曜日。前夜の函館山は観光客で一杯だったし、水曜どうでしょうの聖地でもある?のでここにも多少は人気があると覚悟して来ましたが、駐車場にはBMWのバイクが一台置いてあるだけでした。
海岸へ足を進めると眼下に湯船が見えましたが誰もいません。
右手には小さいもののログハウス風の脱衣所があり、中に入るとライダーさんが服を着て帰るところでした。
思ってもいない貸切で服を脱ぎ憧れの湯船へ。
脱衣所から石畳調の階段を下りたところにあるのでアプローチは長め。誰もいないとわかっていてもさすがに全裸で歩くのは若干の戸惑いもありタオルで前を隠して温泉へ。
長方形の石造りの湯船は結構広め。湯船の中に石段が2段ありましたが海藻で滑ります。湯温はやや温めですが長時間浸かっていられそうでした。湯量は湯船の高さまではありませんでしたが、浸かるには十分溜まっていました。湯を舐めてみるとやはり塩味がしました。
それにしても辺りは絶景です。目の前に岩場があるので海の近さは少々スポイルされますが、山が海へそのまま落ちるような地形は目を見張ります。
そうは言うもののさすがに誰も人気が無いのも不安に感じ、20分ほどで湯をあがりました。服を着ていると外で声がして、外に出ると70代と思しきじい様方が5、6人湯船を眺めています。
入れ替わりに入るかと思いましたが、私が写真を撮っている間に帰ってしまいました。
服を着てから左手にも湯船があるのに気づきました。こちらは湯船が海水に浸かっていたので存在が分かりませんでした。もう一度服を脱ごうかとも思いましたが、既に40分以上経過していたので手を浸けて温泉であることを確かめ市内に戻りました。
恵山周辺は俗化されておらず、鄙びた漁師町の雰囲気が残っており、今度は天気の良い日にゆっくりと来たいと思いました。3人が参考にしています