口コミ一覧 (口コミ最新投稿日:2022年4月26日)
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昭和天皇もご宿泊されたレトロな湯宿
下呂富士と称される湯之島山の中腹、下呂温泉街を見下ろす高台の5万坪の敷地に佇む、昭和6年(1931年)に開業した老舗の温泉旅館。昭和天皇や上皇さまも宿泊された由緒ある旅館で、木造3階建の本館は国の登録有形文化財にも指定されています。平日に、一泊二食付きで利用して来ました。
この日は、本館2階の角部屋「乙女の間」に宿泊。6畳次の間付き8畳和室で、広縁の昔ガラスの窓から美しい庭園と山を望む景色です。
浴衣に着替え、本館2階の廊下を奥に進んだ突き当たりにある男女別の大浴場へ。男湯は、奥に進んだ先にある方です。
棚と籐籠、貴重品BOXが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室に入ると、左側と奥に18人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、MIKIMOTO です。
窓際に20人サイズのタイル張り石枠石造り内湯があり、無色透明のアルカリ性単純温泉[源泉名: 下呂温泉(送湯ポンプ所)]が満ちています。泉温55.6℃を加水・加温せず、42℃位で供給。PH9.1で、肌がスベスベする浴感です。循環・消毒ありですが、塩素臭は気になりません。湯口の湯を口に含むも、無味無臭です。オーバーフローはなく、使用状況表示にはかけ流しと書かれてますが、循環・かけ流し併用でしょうか?
続いて、左手から階段を上がって外の露天風呂「飛山の湯」へ。少し屋根がかかった15人サイズの岩風呂があり、湯温は42℃位。ずっと貸切状態でしたが、撮影禁止が残念。とはいえ、山の景色を眺めつつまったりできました。
夕食前に、広い館内を散策。洋館の「娯楽棟」のテラスに設置された「山の足湯」や、クラブ「ムーンライト」も趣があって素敵です。また、コロナで使用不可だった本館3階の家族風呂。こちらは源泉かけ流しらしいので、入ってみたかったなあ。
夕食は部屋で、春を味わう会席料理に舌鼓。お品書き付きで、食前酒の桃酒に始まり、先付は飛騨牛赤身のマリネ・桜風味の胡麻豆腐。続いて、前菜は蛍烏賊ポン酢浸し・里芋ふき味噌田楽・一寸豆白和え・虹鱒昆布〆葉山葵添え・海老艷煮・白玉団子・蒟蒻梅煮。地酒の利き酒セットがすすみます。吸物は、蓮真薯と炙り蛤。造里は、寒八・鮪・車海老・生湯葉。進肴は、特製焼寿司。飛騨牛の変わり揚げの巻き寿司を朴葉に包んで焜炉で焼いたものです。台物は、飛騨牛鍋。飛騨牛が柔らかく、トマトの酸味が食欲をそそります。思わず地酒の天領を追加注文。焼物は、尼子の塩焼と、若桃のワイン煮。川魚が出るのは嬉しいです。箸休めに、苺のジェラート。止肴に、桜海老と筍の真丈の餡かけに鱶鰭を添えて。ご飯は、厳選コシヒカリと田舎漬二種盛、網茸の袱紗仕立。甘味に、桜餅・季節のフルーツと特製プリンでお腹いっぱいになりました。
何気なく窓の外の杉の大木を見ていたら、なんとムササビが飛来。何度も見られたので、ラッキーな夜でした。
翌朝は、男女入替わりになった手前の大浴場へ。棚に籐籠、貴重品BOXが並ぶ脱衣場には、ドライヤーも完備。浴室は2つに分かれていて、先ずは左側の内湯へ。浴室に入ると、左側と奥に18人分のシャワー付カランがある洗い場。アメニティは、同じものです。
中央に20人サイズのタイル張り石枠石造り内湯があり、湯温は42℃位で供給。深めの浴槽ですが、奥の方は浅い部分があって、半身浴や寝湯を楽しむのにいいですね。
一度脱衣場に戻り、続いて右側の露天風呂「山渓の湯」へ。15人サイズの岩風呂で、湯温はこちらも42℃位。山々を眺めつつ、まったりできました。
朝食は、新館の景山荘7階の宴会場「大和」で。鮭の朴葉焼や豚の角煮主菜の和定食で、胡麻豆腐や漬物各種、温泉玉子も付きます。デザートはパイナップルと葡萄のオレンジジュース漬と黒蜜ゼリーで、美味しく頂きました。
主な成分: ナトリウムイオン109.9mg、カルシウムイオン4.3mg、フッ化物イオン10.1mg、塩化物イオン105.2mg、硫化水素イオン0.7mg、硫酸イオン12.7mg、硝酸イオン0.2mg、炭酸水素イオン37.5mg、炭酸イオン26.0mg、メタケイ酸59.7mg、メタホウ酸6.1mg、メタ亜ヒ酸0.1mg、成分総計374.4mg19人が参考にしています
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昭和8年開業の老舗旅館です。建物も相当古いですが、そこがまた味のあるところ。貸切風呂がタダで入れるので、いろいろ回ってみましたが、岩風呂が一番だと思います。貸切風呂それぞれに3畳ほどの休憩所があるので、お風呂上りにだらけた姿でゆっくり休憩できます。泉質はそれほど特徴のあるものでもないです。定番の飛騨牛や朴葉味噌料理はもちろん、朴葉で包んで焼くお寿司は珍しかったです。温泉街からだいぶ離れている(というより、標高差がすごい!)ので、いったん宿に入ると出るのが億劫になりますね。当日は雨模様でその必要はなかったのですが。
12人が参考にしています
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下呂温泉の高台に3階建ての木造建築 凄い立派である。
温泉は、成分が薄く特徴がない柔らかい湯 源泉かけ流しとあるが 掲示では、衛生的な湯を提供する為 循環式 塩素消毒も使用しており 冬季は加温とあった。
下呂温泉 湯之島館
○源泉名:-
○泉質:含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
○知覚的な特徴:無色透明 微硫化水素臭
○溶存物質:0.391g
○湧出量:-L/min
○ph値:8.84
○源泉温度:41.8℃
○分析年月日:16年11月5日
○加水 無 加温 無※ 循環ろ過 有 消毒 有 添加剤 無10人が参考にしています
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下呂温泉は日本三名泉でありながら、掛け流しの湯を楽しめる宿が少ない。その中でも湯之島館は掛け流しを楽しめる貴重な宿である。
歴史情緒漂う木造3階建ての重厚なつくりは、高台に位置する下呂温泉のシンボル的存在。2010年に国登録有形文化財に登録されている。少し値が張るが、下呂温泉に泊まるなら、まずは湯之島館と決めていた。
日帰り入浴も受け入れているが、大浴場と露天風呂しか利用できず(しかも短時間)、肝心の源泉掛け流しの「家族風呂」は利用できない。この宿の良さは宿泊利用にあり、日帰り利用で評価できるのはほんの一部である。
本館、別館、景山荘と棟が分かれているが、今回は景山荘に泊まった。景山荘の全客室には半露天の浴室がついており、いつでも温泉を楽しむことができる。
浴場は大浴場、露天風呂、4つの家族風呂、足湯があり、これだけでも温泉のテーマパークのようであるが、特筆すべきは4つの家族風呂。ステンドグラス、アールデコ装飾を取り入れた洋館に用意されており、4部屋それぞれデザインが異なっておりわくわくする。「玉之井泉」「銀嶺泉」「不老泉」「七宝泉」と名付けられており、空いていれば自由に利用できる。脱衣所には調度品やアメニティーが備えられており快適。いずれも小さな浴槽で源泉掛け流しの極上の湯が楽しめる。やや熱めだが加工されていない下呂温泉の湯を満喫。やはり大浴場の湯とは湯の鮮度が明らかに違い、かなりつるつるしている。湯之島館の中で一番気に入った。
この宿は敷地が五万坪と広く純和風、洋館、現代的な景山荘と棟ごとつながっているが、昭和初期の「和と洋」、「モダンとクラシカル」が味わえる洗練された内装を持っている。特に家族風呂を含むクラシカルな洋館の造りは、レトロで全てが美しくこの宿の魅力に彩を添えている。「山の足湯」、卓球室、クラブ、サンルームもこの洋館にある。
本館の魅力などまだまだ語りつくせないが、その他、料理、接客も申し分ない。広い館内を巡るスタンプラリーも面白かった。 下呂温泉を代表する正統派の温泉宿、温泉ファンに自信を持っておすすめできる宿である。(写真は家族風呂「不老泉」)8人が参考にしています
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ご存知の方も多いと思いますが、下呂温泉では「湯めぐり手形」なるものが販売されていて、1,200円で加盟施設の内から3ヶ所の湯に入ることができます。有効期限が6ヶ月あり、1日で入る必要もありません。湯之島館はこのお得な「湯めぐり手形」が使える宿です。湯之島館単独で日帰り入浴すると1,000円かかるのですから、ここはこの手形を利用しないてはないでしょう。ただし、利用できる時間帯が13:00~14:00とごく限られていますので、よほど時間を合わせて行かないと入ることができません。温泉街から少し離れていますし、なかなかたいへんです。
さて、この手形で入浴したのですが、受付はやや事務的な印象でした。日帰り利用なのに代表者の住所、氏名、電話番号を書かねばならなかったのも初めてでした。そのため最初の印象は少しよくありませんでした。日帰り利用だということで露骨に嫌な顔をされることがなかったのが救いですかね。
浴場へ向かうには階段を登り、廊下をいくつかたどって行きます。多少ややこしく、連れ合いは「一人では玄関に帰り着けへん。」とわめいておりました。
内湯は一面が天井まで窓になっていて明るく、眺望も得られます。(ただ、あまり窓際に近づくと駐車場から見えます。)宿が高台にあるだけに景色は悪くありません。お湯は下呂温泉共通の源泉を用いています。美人の湯と言われる通り、すべすべする湯です。放流式で湯舟の縁から溢れ出ています。
露天風呂は内湯と異なる階にあり、裸のままで行くことができるのですが、階段を登るのが少し間抜けな感じがします。露天風呂も放流式で、お湯が溢れています。中途半端に深い浴槽で、中腰にならねばなりません。ところどころ石が配してあるのでその上に腰掛けるといい具合です。
帰りには宿の方が玄関におられ、丁寧にお見送りくださったうえ、扉の開け閉めまでしていただいて恐縮しました。受付の印象がややよくなかった分は埋め合わせて余りありました。泊りでは必ずしも高い評価を得ていないようですが、機会があれば泊まりたい宿の一つです。
湯の島館入湯日:2007.11.127人が参考にしています
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JTBの電車の切符とパックになったプランで泊まりました。部屋に風呂付のプランと風呂なしのプランを選択できたのですが、値段の安い風呂なしのプランを選択しました。
4つの貸切湯があり、予約などの面倒な手続き無く、空いていれば入ってよいというシステムで、家内とふたりで、4つのうち二つに入ってきました。悪く言えば古くてだいぶくたびれた浴室ですが、レトロな雰囲気と思えばよい雰囲気です!5人が参考にしています
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