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吾妻山の奥深い山中にあります。地図上ではフルーツラインから県道にて行けますが、まずやめておきましょう。R115から広域農道を経て南側から舗装路を道なりに辿って行く方がはるかに無難です。
湯治場としては有名で駐車場には県外ナンバーも複数目に付き、田舎の小学校のような木造建築の宿を見るにつけ、いわゆるハズレでは無い事に早速確信を覚えます。
内湯のみですが、温湯の源泉浴槽と循環白湯のポリバスに分かれています。源泉浴槽にはドバドバとお湯が注がれ、色は透明なものの鉄臭を感知できます。距離的には高湯と程近いですが泉質は全く異質である事も驚きです。その名の通り湯温は人肌よりおそらく2~3度低めで、浸かって暫く後、寒気を感じたら(20分くらいか?)ポリバスで温まる、といった具合を何回も皆さん繰り返していました。まさに湯治の原流を目の当たりにした湯浴みでした。
冬季は利用不可であるが故、これからの時期は温いお湯がますます恋しくなりそうです。4人が参考にしています