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ほどよい大きさの露天の岩風呂。青白い濁り湯が気持ちよくオーバーフローしています。硫黄の香りが強く、新鮮な感触のお湯です。木の塀に囲まれて景観はありませんが、お湯を楽しむだけの露天でじゅうぶんです。
高湯温泉のHPに詳しく書いてありますが、この施設は源泉から60mと高湯温泉の中ではいちばん近く、源泉に含まれる硫化水素ガスが発生するのでガスのこもる内湯の施設はあえて作らなかったそうです。
硫黄泉にもいろいろありますが、ここのお湯は酸性湯のシャキッとした感じと、お肌によさそうなスルスルした感じのバランスがよくて気に入りました。
浴後は畳の休憩スペースで横になり、蝉しぐれとウグイスの大合唱を子守唄にウトウト・・・。極楽のひとときを過ごせました。
脱衣所には入浴のマナーがこと細かく記されています。
①かけ湯をして股と尻を洗う。洗う手は桶に入れない。
②カランがないときは邪魔にならにように浴槽縁から汲み湯をする。
③しぶきが人にかからないようにする。
④使い終わった湯桶や湯椅子はすすいで元に位置に戻す。
~ここで初めて浴槽に体を沈める
⑤タオルを浴槽に入れない。(厳しい所では浴槽縁にタオルも置けない)
~浴槽から出る
⑥洗い場隅で体を拭く。タオルを絞ったしぶきに注意する。
⑦足の裏を拭いて脱衣所へ。
入りなれている方はここまでの動作がぴしりと決まります。
お子さん連れの方はしっかり指導して下さい。家族全員が見られています。最初が肝心!しつけられたお子さんは全国どこへ行っても入浴できます。
・・・だそうです。みなさん美しい入浴スタイルを目指しましょう。
※写真は玄関入ってすぐ 畳の休憩スペースが奥にある6人が参考にしています