-
土湯温泉街の奥の方にある老舗旅館。日帰り入浴で訪れた。旅館手前にある橋を渡ったところに看板があり、そこでも日帰り入浴が可か不可かわかるが、温泉街の中央にある観光協会の(全ての旅館が表示されている)看板で確認してから訪れると、無駄足にならなくていいと思う。
入口を入ると、日帰り客は左手でスリッパに履き替えるシステム。右手にある受付で入浴料800円を支払い、車で来た場合はキーを預ける形になる。大浴場へはエレベーターで6F(最上階)へ向かう。6Fで降りると、山水荘や土湯温泉の歴史・年表が掛けられていて、浴場に向かう途中には、ショーケースの中にたくさん並べられているこけしも見ることが出来る。
大きな旅館だけあって、脱衣場は広く、洗面台兼化粧台には全てにドライヤーが備え付けられているし、4桁数字設定式の貴重品ロッカーがあるのは日帰り客にも嬉しい。
6Fの大浴場(瀧の湯)の湯舟は二つに分かれていて、計40人も入れそうな大きさ(写真)。荒川の二段の滝を眺めることが出来、眺望はいい。露天もあるが、直径約180㎝の檜の桶があるだけなので、ゆっくりは出来ないが、眼下には池を配した庭園を見ることが出来た。洗い場シャワーは18個と十分。サウナもあるが、3人サイズと小さい。
帰り際に1Fにも浴場があるのがわかり、受付に聞くとOKだったので、入ってみた。こちらも湯舟も二つに分かれていて、10人ずつ入れそうな大きさ。1Fなので眺望は望めないが、こちらにも3人サイズのサウナが付いている。
泉質は無色透明な単純温泉で、泉温が60℃位あるので加水されている。6F露天の湯口を見ると源泉と水が直前で混合されているのがよくわかった。4つの源泉を持っているようなので、1Fと6Fは若干泉質が違う感じで、1Fの方が若干硫黄臭を感じた。8人が参考にしています