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8月12日、訪れた。土湯温泉はこの日お祭りでどの宿も立ち寄り湯を受け付けていない中、この宿だけが受け付けてくれた。
フロントのお兄ちゃんが「当館自慢の大浴場へどうぞ」と。どんなところかと期待していったら、6階と7階のぶち抜きの大浴場湯船が5つもあった、屋外には大きな樽の露天が設えられており、ここからの展望が優れもの。滝は見えるし、目の前には雄大な緑が聳え立つで、言うことなし。
屋内の風呂も6階は浅い湯船と深い湯船に分けられていて階段で上がる7階には展望風呂ともうひとつがあるという贅沢さ。だが、この至れり尽くせりの湯殿よりも、自分的には1階の昔ながらの温泉のほうが好みであった。ここだけがどうも源泉掛け流しの湯船のような気がしたからである。実に素朴なつくりだが、とうとうとあふれる温泉になんともいえない郷愁を感じたものだ。4人が参考にしています