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階段の降り口にある「切湯」の看板。
飯坂温泉の1湯目はこちらに決めていました。
各共同浴場は現金ではなく入浴券が必要になりますが、こちらには入浴券売機があり、回数券や入浴セットが購入できるからです。
受付のおばちゃんに「今48℃くらいあるので遠慮せずうめて下さい」と言われました。薄暗い浴場は想像以上に狭く、隠れ場的な雰囲気が何とも言えません。寛永元年(1624年)に発見されたという古い湯は切り疵に効果があるそう。源泉からの引き湯の距離が長いので、飯坂の共同浴場の中では温度が高くなく入り易いともいう。
無色透明の単純温泉はそれでも熱かった。
充分に掛け湯をしてそろそろと入湯。う~ん、新鮮な湯が身体に沁みてくる…目が覚めるシャキッとしたいいお湯だ。何度か出たり入ったりして、誰も居ないのをいいことにタイルの上にゴロンと横になった。ブワッと汗が噴き出してくる。
窓からは摺上川がすぐ前に迫る。
対岸の旅館からも見えそうなのでおおっぴらに開放出来ないが、不思議と落ち着く眺めもとてもいい。
他の共同浴場には無いタイプの面白さが体験でき、お薦め。
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